エイチームHD、26年7月期の連結決算はエイチームフィナジー譲渡の影響などで売上高3%減 暗号資産評価損の計上で経常益は63%減に

エイチームホールディングス<3662>は、9月4日、2026年7月期の連結決算を発表、エイチームフィナジーの株式譲渡による連結除外の影響に加え、エンターテインメント事業の減収もあり、減収となった。

一方で、暗号資産価格が下落したことに伴う販売促進引当金の戻入があったため、営業利益は増益となっている。

なお、経常利益と最終利益は保有している暗号資産の時価の下落に伴う暗号資産評価損を計上したことで減益となった。

■2026年7月期決算実績

売上高229億9700万円(前々期比3.8%減)
営業利益10億9500万円(同29.6%増)
経常利益5億8400万円(同63.2%減)
最終利益3億5900万円(同65.3%減)

■各セグメント別の状況

①メディア・ソリューション 売上高161億9200万円(前々期比7.3%減)、セグメント利益17億4500万円(同31.5%増)
売上高は、M&Aにより取得した企業の売上高が計上されたものの、エイチームフィナジーの株式譲渡を行ったことにより連結範囲から除外されたことに加え、利益確保を優先とした事業運営方針に則り金融メディア事業、人材メディア事業において広告宣伝費を抑制したため売上高が減少し、減収となった。

セグメント利益については、一部既存メディア事業が集客競争の激化に伴う広告宣伝費の増加により減益となったものの、暗号資産価格が下落したことに伴う販売促進引当金の戻入が発生したため、前年同期比で増益となった。

②D2C 売上高29億4600万円(同31.0%増)、セグメント利益1億8600万円(前々期700万円の黒字)
売上高は、主に化粧品ブランド「lujo(ルジョー)」において順調に継続利用者数が増加し、前年同期比で増収となった。セグメント利益は、前述の増収による増益に加え、前連結会計年度に続き利益確保を優先した事業運営方針に則り運営効率化を図っているため、前年同期比で増益となった。

③エンターテインメント 売上高38億5800万円(同8.1%減)、セグメント利益3億900万円(同40.3%減)
売上高は、ゲームアプリ全体で引き続き減収傾向であるため、前年同期比で減収となった。セグメント利益は、前述の減収に伴い前年同期比で減益となったが、既存タイトルの効率的な運用やコスト抑制の実施を行い、黒字を維持した。

■通期業績予想は増収・営業減益に

2027年7月期通期の連結業績予想については以下のとおりで、増収を確保する見込みながら営業利益は大幅な減益となる見込み。

売上高240億円 (前期比4.4%増)
営業利益6億円(同45.2%減)
経常利益6億円(同2.7%増)
最終利益3億円(同16.6%減)

※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。

株式会社エイチームホールディングス
https://www.a-tm.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エイチームホールディングス
設立
2000年2月
代表者
代表取締役社長 林 高生
決算期
7月
直近業績
売上高239億1700万円、営業利益8億4500万円、経常利益15億8500万円、最終利益10億3600万円(2025年7月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3662
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