アフィリエイトサービス大手のインタースペース<2122>は、この日(11月8日)、2011年9月期の連結業績を発表し、売上高94億6200万円(前年同期比21.2%増)、営業利益3億6200万円(同72.7%増)、経常利益3億7200万円(同72.1%増)、当期純利益4億3500万円(同569.4%増)だった。
主力のアフィリエイト事業が好調だったことが主な要因。PC向けアフィリエイトサービス「アクセストレード」が伸びたほか、モバイルアフィリエイトサービス「アクセストレードモバイル」もモバイル広告市場の拡大とスマートフォンの普及に合わせて順調に伸びた、としている。アフィリエイト事業の売上高は88億2800万円(前年同期比20.8%増)、営業利益5億5500万円(同28.7%増)だった。
また、メディア事業については、more gamesを連結子会社化した。は主に女性向けの恋愛シミュレーション、占いジャンルのタイトルを中心にリリースした。またガールズオークションについては株式売却により連結会社から除外された。売上高6億3300万円(同26.7%増)、営業損益1億9300万円の赤字(2億2100万円の赤字)だった。
■2012年9月期の見通し
2012年9月期は、売上高102億5800万円(同8.4%増)、営業利益4億1900万円(同15.8%増)、経常利益4億1000万円(同10.3%増)、当期純利益2億2100万円(同49.3%増)を見込む。
同社では、引き続きアフィリエイトサービス中心の収益拡大を見込んでいる。今期は特にスマートフォン市場へのサービスアプローチや、システムなどへの投資を最重要課題と位置づけつつ、PC向けやモバイル向けアクセストレードに伸長に取り組むと、している。ソーシャルゲームについては、前期に続いて新規タイトルを積極的にリリースする方針。
会社情報
- 会社名
- 株式会社インタースペース
- 設立
- 1999年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 河端 伸一郎
- 決算期
- 9月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2122