
coly<4175>は、9月11日、2027年1月期の第2四半期累計(2~7月)の決算(非連結)を発表、売上高は前年同期比でほぼ横ばいとなったものの、新規開発案件の開発が佳境を迎え、研究開発費などの先⾏投資が増加し、大幅な赤字計上となった。
■第2四半期決算実績
売上高33億7600万円(前年同期比0.1%減)
営業損益8億5000万円の赤字(前年同期9500万円の赤字)
経常損益8億3800万円の赤字(同8500万円の赤字)
最終損益8億4300万円の赤字(同900万円の黒字)
・モバイルオンラインゲーム事業
2025年1〜3月に放映されたTVアニメ「魔法使いの約束」の前年同期への売上寄与が特に大きく高水準であったこと、およびその放映効果が第1四半期までに一巡したことなどから、売上高は減少した。一方、Web上でゲーム内アイテムを販売する「coly ID」の利用率が堅調に推移し、「coly ID」経由の売上高が引き続き大きな割合を占めた。
『ブレイクマイケース』は2026年5月に2周年を迎え、過去最高月間売上を記録した。『魔法使いの約束』は6.5周年を記念したゲーム内各種キャンペーンが売上を牽引したほか、累計800万ダウンロードを突破した。また『スタンドマイヒーローズ』は、2026年9月に迎える10周年という重要な節目に向けてゲーム内外で各種施策を展開した。
引き続き、各IPにおいてユーザーファーストの運営を徹底しながら、ゲーム内施策とリアルイベントやグッズなどの展開を連動させ、2.5次元舞台をはじめとしたマルチメディア展開を行うことでIPとしての価値向上を図るとともに、新たなIPの創出・新たなゲームの開発を進行し、中長期的な成長に向けた取り組みを推進していく。
・メディア事業
各タイトルにおけるグッズ販売が好調に推移したことにより、売上高は前年同期を引き続き着実に上回った。店舗展開においては、「coly more! 池袋PARCO店」のリニューアルオープンに続き、「coly more! 梅田NU茶屋町店」の移転オープンを実施し、店舗販売の規模を着実に拡大した。
また、舞台「スタンドマイヒーローズ」および舞台「『魔法使いの約束』きみに花を、空に魔法を 後編」の公演に加え、『ブレイクマイケース』2周年ストアの開催など、多方面から同社作品に触れる機会を提供した。これにより、既存ユーザーとのタッチポイントを強化し、ユーザーエンゲージメントの向上を図った。
さらに、「coly cafe! 池袋PARCO店」にて他社IPとの初のコラボレーション企画を実施し、新たな客層との接点を創出するなど、飲食事業の領域拡張にも注力した。
■今期業績予想は引き続き非開示
2027年1月期通期の業績予想については非開示としている。非開示の理由は以下のとおり。
・2027年1月期中に新規リリース想定の複数の事業について、売上高の合理的な算出が困難であること
・モバイルオンラインゲーム市場を取り巻く競合環境の変化が激しく、売上動向の予測が困難であること
・新規開発等への機動的な投資判断を実施すること
※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。


会社情報
- 会社名
- 株式会社coly(コリー)
- 設立
- 2014年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 中島 杏奈/共同創業者 代表取締役副社長 中島 瑞木
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高70億2000万円、営業損益1億4400万円の赤字、経常利益4600万円、最終利益7200万円(2026年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4175