
カプコン<9697>のアミューズメント施設事業は、2027年3月期第2四半期(2026年7~9月)の売上高が前年同期比30.7%増の89億4700万円、営業利益が同65.3%増の17億8200万円と大幅増収増益となった。2018年3月期以降の実績では、第2四半期として売上高・営業利益ともに最高水準となる。夏場を中心に雨の日が多く、屋内施設への需要が高まったことで、来場者数や来場者1人当たりの売上単価が伸びた。既存店売上は20%増と好調に推移した。
上期累計では、売上高が157億900万円(前年同期比26.2%増)、営業利益が26億8100万円(同32.8%増)となった。7月にオープンした体験型アミューズメント施設「CAPCOMIX みなとみらい店」の出店効果なども収益拡大に寄与した。


■雨天が屋内施設への需要を後押し
オンライン説明会で同社は、上期の既存店売上が好調だった要因として、夏場を中心に雨の日が多かったことを挙げた。天候に左右される屋内エンターテインメント施設という事業特性から、来場者数の増加に加え、1人当たりの売上単価も伸びたという。通期計画に対しても順調に推移しているとの認識を示した。
■新業態の出店や海外展開も推進
7月には神奈川県に「CAPCOMIX みなとみらい店」をオープンした。同施設には、カプコンの人気キャラクターをテーマにしたアトラクションやキャラクターグッズの物販店などを併設している。また、4月には埼玉県に総合キャラクターグッズ・カプセルトイ専門店「キャラカプ/カプセルラボ羽生店」を開設し、上期末の施設数は63店舗となった。
キャラクターグッズの販売では、前期3月にオープンした台湾の直営店「CAPCOM STORE TAIPEI」に続き、9月には米ロサンゼルスで期間限定のポップアップショップを展開。国内の店舗運営に加え、海外での販売機会を広げ、グローバルでのブランド価値向上にも取り組んでいる。
天候による追い風に加え、既存店の運営や新業態の出店、海外でのキャラクターグッズ展開を進めるカプコン。今後もこうした取り組みを通じて、アミューズメント施設事業の成長を継続できるかが注目される。

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会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1953億6500万円、営業利益752億9500万円、経常利益741億3400万円、最終利益545億8700万円(2026年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697