【シード・プランニング調査】スマホ版「Mobage」と「GREE」利用者の8%は月1000円以上使う
シード・プランニングは、1月11日、スマートフォンで「Mobage」と「GREE」のゲームを利用するユーザーの利用動向に関するアンケート調査を行った。「Mobage」や「GREE」が急速に拡大するなか、デバイスがフィーチャフォンからスマートフォンに移行しつつある。この調査では、スマートフォンでのユーザーの意識や動向を調査したもので、非常に興味深い内容となっている。
■使い始めたキッカケ
まず、スマートフォンでMobageやGREEを利用しはじめたきっかけについて質問し、Mobage利用者の45.5%、GREE利用者の40.3%が「もともと以前の携帯電話でもゲームをしていたから」と回答している。続いて「利用している友人に招待(紹介)されて」が多く、Mobageで21.5%、GREEで29.0%だった。3番目には「テレビCM」で、Mobageが全体の19.3%、GREEが全体の21.8%だった。このほか、「AppStore/Android MarketのランキングなどからMobage・GREEのゲームをみて」、「スマートフォン上に表示された広告」が多かった。
■課金利用の状況について
スマートフォンで「Mobage」や「GREE」で遊ぶ際のお金の使い方は、Mobageを利用する回答者全体の8%、GREEを利用する回答者全体の8.25%が「1カ月に1000円以上のお金を支払う利用者」だった。
Mobageを利用する回答者全体の20.8%が「ゲームにお金を支払う」とし、このうち1カ月に1,000円以上の支払う利用者が38.6%だった。同様にGREEを利用すると回答した人の17.3%が「ゲームにお金を支払う」と回答。このうち、「1カ月に1000円以上の支払う利用者が47.8%だった。
■その他の趣味・レジャーの支出に与えた影響
このほか、「GREE」と「Mobage」課金者にその他の趣味・レジャーの支出に影響した事項についても調査している。それによれば、Mobage課金者の49.4%、GREE課金者の47.8%が「支出が減ったものはない」と回答した。「PCオンラインゲーム」への支出が減ったと回答したのはMobage課金者の24.1%、GREEは有料ゲーム利用者の27.5%だった。また「ゲーム専用機ゲーム」に関しては、Mobage課金者の18.1%、GREE課金者の15.9%が「支出が減った」と回答した。PCオンラインゲームやコンシューマーゲームの利用にも影響が出ている様子が伺える。
なお、この調査結果の詳細については、1月末に発売する調査研究レポート「Mobage・GREEのスマートフォンゲームユーザー行動分析調査」として発売する。価格は5万2500円(税込)で、60部の数量限定、2012年3月までの期間限定で発売される。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632