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コーエーテクモホールディングス<3635>は、本日(5月7日)、2012年3月期の連結決算を発表し、営業利益が74%増と大幅な増益を達成した。主力の家庭用ゲームソフトの販売が好調に推移したことが主な要因だった。
同社の発表した連結決算は、売上高が前期比10.7%増の355億2500万円、営業利益が同74.2%増の57億5800万円、経常利益が同56.1%増の74億7200万円、当期純利益が同69.3%増の46億4000万円だった。
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主要なセグメントは以下のとおり。
■ゲームソフト事業は、売上高が15.2%増の248億8300万円、営業利益が2倍の47億9700万円だった。「無双OROCHI 2」や「戦国無双3 Empires」、「Winning Post7 2012」といった主力タイトルが順調に推移した。「ワンピース 海賊無双」や「ポケモン+ノブナガの野望」なども好調だった。海外では、「ガンダム無双3」や「Champion Jockey」などを欧米やアジア向けに発売し、中でも「真・三國無双 NEXT」はアジアで人気を集めたという。
■オンライン・モバイルは、売上高が3.6%増の56億3500万円、営業利益が19.0%減の10億3400万円だった。主力タイトルである「100万人の信長の野望」、「100万人の三國志」に加え、新たに配信を開始した「100万人のWinning Post」が人気となった。スマートフォン対応のほか、英語圏で「100万人のモンスターファーム」、中国にで「1億人の三國志」の正式サービスを開始した。
このほか、メディア・ライツ事業が売上高18億3800万円、営業利益1億5700万円、SP事業が売上高17億0100万円、営業利益5億5100万円、アミューズメント施設運営事業が売上高18億8700万円、営業利益1億2800万円だった。
■2013年3月期の業績見通し
2013年3月期は、売上高が前期比9.8%増の390億円、営業利益が同21.6%増の70億円、経常利益が同11.1%増の83億円、当期純利益が同7.7%増の50億円を見込む。