iResearch Japan、中国スマートフォンは2012年に1億1250万台を突破すると予想
iResearch Japanは、上海アイリサーチコンサルティングの協力のもと、「中国のスマートフォン市場に関する研究報告書」の日本語版を発行し、中国におけるスマートフォンゲーム市場の動向をまとめた。
発表によれば、2011年中国の国内市場でのスマートフォン出荷台数は7210万台に達し、2010年と比べて103.1%増加したとのこと。2012年はスマートフォンが急速に発展し、出荷台数は1億1250万台に達し、2011年と比べて56.0%成長する見通し。
また2011年中国のスマートフォン普及率は、中国国内で保有されているスマートフォンを含むモバイル端末台数(保有量)に対し13%で、世界の平均水準に比べ非常に小さいという。今後、スマートフォンの普及速度は加速し、2012年の中国のスマートフォン普及率は23%に達すると予想しているとのこと。
メーカー別のシェアは、2011年を通しての中国スマートフォン市場シェアではノキアがトップだった。ノキアは出荷台数では毎四半期ごとに下降を続けているが、最も高いシェアを有している。2位と3位にはサムスン、アップルが続き、中国企業のHUAWEIとZTEはそれぞれ4位と5位につけた。
中国のスマートフォン市場は依然として海外モバイルメーカーがシェアの半数以上を占めるが、中国企業の競争力は強化されているという。中国企業のHUAWEIとZTEの市場地位は今後、より一層高まってくるとの見方を示した。
なお、この報告書は、上海アイリサーチコンサルティングが業界へのインタビューやオンライン調査を総合的に分析した上、まとめたもの。「中国のスマートフォン市場に関する研究報告書①(2011-2012 年)」と、「中国のスマートフォン市場に関する研究報告書②(2011-2012 年)」として下記サイトから購入できる。
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