ミクシィ、Android向けテストアプリ配信サービス「DeployGate」でボリュームライセンスを開始…企業・海外からの利用増加に対応

「DeployGate」は、9月に開始したAndroidアプリ提供者向けテスト版アプリ配信サービス。Androidアプリを提供する開発者や企画者が自分自身やエンジニア、ディレクター、デザイナー、テスターなどのチームメンバーにテスト版アプリをワイヤレス（リモート）で配付・動作ログをリアルタイムで取得することができる。開始3ヵ月で1000を超えるAndroidアプリの開発に利用されているとのこと。

ミクシィによると、サービス開始当初は、個人開発者の利用を想定していたが、企業利用や海外（英語版）利用のニーズも非常に強いことから、ボリュームライセンスの販売を開始したとのこと。3つのプランが用意されているが、一定契約期間（6か月ないしは1年）に5～50アカウントを導入する場合、ボリュームディスカウントとして、価格を最大50％の割引を行う。

なお、利用状況についても公開されており、世界55ヵ国のユーザーから利用されており、全体の30％のユーザーが英語版の「DeployGate」を使用しているとのこと。企業からの利用では、社カヤック、クックパッド、Zaim、ChatWork、バイドゥなど40社を超える企業から利用されている。社内におけるテスト版アプリの動作確認、アプリ開発の外注先に対しての納品確認、Androidマーケットを介さずにシステムに配付するなど、様々な目的で利用されているという。

「DeployGate」公式サイト