新規上場企業の紹介…オルトプラス(東証マザーズ・3672)

ソーシャルゲームの企画・開発、配信を手がけるオルトプラス<3672>が3月14日、東証マザーズに新規上場する。 同社は、2010年5月、モバイル向けソーシャルゲームの企画・開発、運営を行う会社として設立され、2010年8月より「GREE」で『ダービーズキングの伝説』をリリース。その後、「GREE」で主力タイトル『バハムートブレイブ』を提供し、『精霊ファンタジア』など自社オリジナルタイトル以外にも、『エンペラーズサガ』や『サモンナイトコレクション』、『エウレカセブン ワールドブレイブ』などスクウェア・エニックスやバンダイナムコゲームスといった大手ゲームメーカーとも協業している。     ■2013年9月期は営業益413%増を計画 業績面でも大きな成長を見せている。2011年9月期は、主力タイトル『バハムートブレイブ』を中心に売上が大きく伸び、売上高9億1400万円(前期比108.0%増)、営業利益1億7400万円(同71.0%増)、経常利益1億7600万円(同65.9%増)、当期純利益1億1200万円(同81.1%増)となり、大幅な増収増益となった。 続く2013年9月期は、売上高24億7800万円(前期比170.9%増)、経常利益9億0600万円(同413.5%増)、当期純利益5億4900万円(同388.4%増)と前期以上の大幅な増収増益を見込んでいる。 一見、強気な収益見通しに見えるが、第1四半期は、売上高6億3600万円、営業利益2億7800万円、経常利益2億7800万円、四半期純利益1億6600万円となり、2012年9月期の利益を第1四半期だけで超過した。さらに進捗率はいずれも25%を上回っている。『バハムートブレイブ』と『エンペラーズサガ』が好調のようだ。       ■販売先動向 非常に高い収益成長となっているが、販売先動向を見ると、グリーの比率が減少している点が注目される。2011年9月期が92.3%で、2012年9月期は79.6%、そして、2012年10~12月期が49.8%に低下した。これは自社タイトルだけでなく、先述のようにバンダイナムコゲームスやスクウェア・エニックスといった大手ゲームメーカー名義でリリースしているタイトルの売上比率が増えているためとみられる。  

    ■総額12億3100万円を調達 上場に伴い、総額12億3100万円を調達する予定(上場承認の発表時点の見通しから増額された)。調達した資金は、新規ユーザーの獲得のための広告宣伝費として2013年9月期に7900万円、2014年9月期に1億6150万円使い、ソーシャルゲーム開発で発生する外注加工費に2013年9月期に1億4500万円、2014年9月期に2億4100万円を使う予定。残額は、2015年9月期以降に広告宣伝費と外注加工費に充当する。今後、ソーシャルゲームプラットフォームだけでなく、App StoreやGoogle Playにもタイトル提供を行う方針。   〈業績推移〉   〈会社概要〉 本社=東京都渋谷区 URL=http://www.altplus.co.jp/ 社長=石井 武 設立=2010年5月 発行済株式数=400万株(上場時) 資本金=8300万円(2012年12月31日現在) 大株主=東京ディスカバリー投資事業有限責任組合140万株(39.39%)、石井 武106万株(29.83%)、みずほキャピタル第3号投資事業有限責任組合60万株(16.88%)、鵜川 太郎16万株(4.50%)、正法地 智也6万株(1.69%)   〈上場要項〉 公開株式数=155万9500株(公募=90万株、売出し=45万6500株、オーバーアロットメントによる売出し=20万3000株) 公開価格=1500円 申込期間=3月6日~11日 払込期日=3月13日 売買単位=100株 主幹事証券=野村證券
株式会社オルトプラス
http://www.altplus.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社オルトプラス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役CEO 石井 武
決算期
9月
直近業績
売上高72億9100万円、営業損益5億5400万円の赤字、経常損益3億4800万円の赤字、最終損益3億8800万円の赤字(2021年9月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3672
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