4月10日から4月16日までのアクセスランキングは以下のとおりとなった。個別タイトルに関連する記事が上位を占めた前週とは趣が異なっている。
第1位は、エンターブレイン、「Mobage」公式専門誌「ファミ通Mobage」を明日発売が入った。「Mobage」の公式専門誌ということで大いに注目を集めたが、記事へのアクセスも多かった。ソーシャルアプリの個別タイトルでのガイドブックや攻略本は出ていたが、プラットフォーム単位の公式専門誌。
第2位は、カヤック制作のIE9向けアニメ作品「SVG女子」がMS主催のカンファレンスで紹介されるだった。カヤックがアニメ制作とは驚いたが、コードも公開し、二次創作も可能にする、とのこと。4月26日に日本語環境で公開される予定なので、楽しみに待ちたいところである。
第4位と第6位には、ケイブ関連の記事が入った。第4位はケイブ、今春に「GREE」でスマートフォン版「しろつく」の配信-スマートフォンアプリも新規2タイトル、第6位はケイブの今後のソーシャルゲーム事業の展開について-決算説明会資料よりだった。決算発表が良好だったことや、「しろつく」をスマートフォンで展開するだけでなく、トレーディングカードゲームのリリースや、海外版の準備など興味深い内容となっている。
第7位には【ドコモドットコム調査】ソーシャルアプリのユーザーは利用頻度が高く、ライトさを求める傾向、第10位には【PR TIMES調査】ソーシャルメディアをやめる理由-飽きた・面倒が最も多いが乗り換えも活発にが入った。ここ最近、ソーシャルアプリに関連する意識調査は久々に出てきたので、アクセスを集めたのかもしれない。
ただ、ドコモドットコムの調査で、「人との関わりがない方が良い」が多かったとあったが、「関わり」の意味が曖昧模糊としている。他のユーザーを誘ったり友達にならないと先に進めませんよ的なことなのか、PvP的な要素なのか、RvR(GvG)なのか、他のユーザーと友達になると有利に進めますよ的なことなのか。人によってイメージすることは違うのではないか。設問として妥当なのか、とふと思った。
問題と少しずれてしまうが、以前、あるSAPの方は、「バイラルには、良いもの、悪いものがあると考えている」と話してくれたのを思い出した。その方は、友達を誘うとアイテムをもらえたりゲームを先に進められるようにするものは悪いバイラル、不純なバイラルとする一方、ゲームが楽しいので、「他の人に知らせたい、一緒に遊びたい」という動機から発生するものを良いバイラルとし、後者を目指したいと語ってくれた。とはいえ、実際にやるとなると難しいのだが。