任天堂の決算説明資料より…20年3月期のモバイル・IP関連収入等の売上高11%増に 新作2タイトルや『ポケ森』のサブスク型サービス実装が寄与

任天堂<7974>は、5月7日に2020年3月期の連結決算を発表するとともに決算説明資料を公開した。その決算説明資料によると、同社のモバイル・IP関連収入等の2020年3月期の売上高は前期比11.5%増の512億円となった。

昨年7月に『ドクターマリオ ワールド』、9月に『マリオカート ツアー』と2タイトルのゲームアプリのサービスが開始となったことに加え、昨年11月よりサブスクリプション型サービス「ポケ森 友の会」を実装した『どうぶつの森 ポケットキャンプ』(『ポケ森』)が売上の増加に貢献した。また、『ポケ森』は、Nintendo Switch用ソフト『あつまれ どうぶつの森』のプロモーションの本格化とともに稼働大幅に増加するという、相乗効果も発揮した。

また、3月にマルチプレイの機能を追加した『マリオカート ツアー』は、サブスクリプション型サービスである「ゴールドパス」に加入するユーザーが増加した。なお、『マリオカート ツアー』は、米国のユーザーが全体の約3分の1となっており、売上も米国が全体の3分の1以上を占めているとのこと。
 
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
企業データを見る