【3分でわかる】『ディバインゲート』…パズドラの基本ループに磨きをかけた、ガンホーによる注目の新作がここに！

■コンテンツ名：『ディバインゲート』
■デベロッパー名：ガンホー・オンライン・エンターテイメント
■カテゴリ: パズル(Google Play) / ゲーム（App Store）
※今回はAndoroid版の分析になります。

基本ループ

【概要】

・パネルRPG
・5×5のパネルをめくりながら目的地である“扉”まで自分の駒を進めていく
・“扉”を開くために、途中で“鍵”があるパネルを経由しなければならない
・パネルを開くと宝箱やトラップ、モンスターが潜んでいる場合がある
・パネルには「★」が記載されており、「★」の数が多いほど沢山のコインが獲得できたり、強い敵と遭遇する可能性が高くなる
・チームは4人編成（+フレンド）
・クエスト参加時はフレンドを1人選択して連れていく。
・ゲーム内でフレンドを作ることが可能

【ランキング確認】

※GooglePlay

■状況
リリース1ヶ月で売り上げランキング最高22位に入るコンテンツです。
※新着無料ランキングでは最高7位に入っています。

【所感】

「パズル＆ドラゴンズ」のガンホーの新作。筆者もとても楽しみにしていたタイトル。パネルRPGと聞いたときは、どんな感じになるのかあまり想像できなかったが、ゲーム内容は期待を裏切らなかった。

基本的なループはパズドラとほとんど変わらないと言っていいだろう。しかし「パネル」によるゲーム性はちゃんと異なっている。また、この「パネル」の部分に関してはパズドラの「パズル」部分よりも多少難しいルールに感じるかもしれない。しかし、そこはプレイしてみればわかるが、誰でも楽しめる絶妙な設計になっているのがさすがと感じた。

バトル時は基本5秒間集中すれば、1ターンが終わる。でもその5秒間は色々と考え、判断することが多く、楽しむことができる内容になっている。その短い時間でもユーザーを楽しませることができるところは、本作の魅力の一つに感じた。

シンプルなゲーム内容だが、ユーザーのライフスタイルに影響されない今作も、まだまだ売り上げを伸ばすことは間違いないだろう。引き続き注目していきたい。

【メインコンテンツ】

■クエスト（優良ポイント）
5体のユニットでクエストクリアを目指します。
1ステージで20パネル移動することができます。1つずつパネルを進み、扉を開けるとボス戦となります。


 
・扉を開けるためには途中で鍵(※赤枠)があるパネルを通過する必要があります。
・パネルを開くと、宝箱や、モンスターが出てきます。
・パネルに記載された「★」の数が多いほど、リスク＆リターンが大きくなります。
・移動回数は左下（※青枠）で確認することが出来ます。

どのパネルを開くべきか自身で選択しながら進めることができます。ステージ終了後には開けなかったパネルが解放され、「リトライ」を選択することができます。取り逃した宝などを惜しむ場合は、クリアを選択せずにリトライすることが可能です。
そのため、最短で扉を目指すのが最良じゃない場合があるため、簡単なルールながらとても奥深い設計になっています。

■バトル（優良ポイント）
モンスターのパネルを開くとバトルが開始されます。扉にたどり着いた際はボス戦が開始されます。


 
・バトル時は5枚のカードが配布されます。5秒間の間、カードを好きな場所に配置することが可能。（※カードを赤枠の好きな箇所へドロップ）最初のドロップ時から5秒間のカウントが行われます。カードをドロップ後はすぐに新しいカードがランダムで配布されます。5秒後に同じ色のカードが2枚以上揃っていると、その分だけモンスターに攻撃することができます。※1ヵ所に最高5枚までカードを配置することが可能。

カードはプレイ初期のステージでは配布される色が少ないですが、ステージが進むにつれて、配布される色数も多くなります。配布される色が多くなるとドロップが可能な5秒間に考えることが多くなるため、難易度が上がります。

■強化/進化
ユニットを成長/進化させることが可能です。

強化…ベースユニットと素材ユニットを合成させてベースユニットを強化することが可能
進化…ベースユニットがレベルMAX状態で、進化に必要な素材ユニットを所持している場合に進化させることが可能
※強化/進化させる際にはフレンドに立ち会ってもらう必要があります。



ユニットは人型のものからモンスターまで幅広くあります。
進化に必要な素材は事前にゲーム内で確認することが可能です。

【コンテンツ内 集客施策確認】

1.新規獲得
■有効手段：友人招待施策（訴求） アプリ紹介ページ最適化 ユーザーレビュー訴求 等
・ストアレビュー記載でチップ（有料通貨）1枚プレゼントの実施※100円相当
・友人招待などの施策は確認できませんでした。

2.継続
■有効手段：ログインボーナス（デイリー/マンスリー）無料ガチャ等※イベント除く
・ログインボーナスの実施。

3.呼び戻し
■有効手段：プッシュ通知 等
・プレイ期間に通知は確認できませんでした。

 

▼コンテンツ内の集客施策はほとんど実施されていませんでしたが、ストアレビューの訴求は有効のように感じました。

■筆者
壱岐　信人（いきまこと）
国内初のネイティブソーシャルゲームに特化した集客スタジオ、株式会社AppBroadCastネイティブアプリマネージャー。スマホゲームメディア『ゲームギフト』副編集長。エンタメ業界を中心に様々なWebサービスのディレクションを経験。現在はプレイアビリティ分析を通じたアプローチから、ゲーム集客支援を手掛ける

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