【3分でわかる】『にゃんこ大暴走』を徹底レビュー…『にゃんこ大戦争』の世界観を存分に活かしたランニングゲーム

■コンテンツ名:『にゃんこ大暴走』

■デベロッパー名:mobage
■カテゴリ: カジュアル(Google Play)


基本ループ

 


【概要】

・ランナーゲーム
・大人気ゲーム「にゃんこ大戦争」のスピンオフ作品
・「ジャンプ」と「攻撃」を繰り替えし、敵との接触と落とし穴に注意しながら、走行距離を長くすることで高得点の獲得を目指す
・「にゃんこ」を「乗り物」に乗せてステージに挑戦
※乗り物に乗らなくてもステージに挑むことができる 
・にゃんこが乗る「乗り物」は合成/進化させることができる
・「大暴走」(クエスト)以外に、
・ステージに一度挑むと所有している挑戦回数が減る。15分で1回復する

筆者にしては珍しくランキング上昇しているタイトルではなく、リリース直後のタイトルに注目してみた。元作品の「にゃんこ大戦争」のヒットもあり、同作品のポテンシャルは高いと感じている。


 

【所感】

大ヒットした「にゃんこ大戦争」のスピンオフ作品とあって、「にゃんこ」の世界観を上手く生かしつつ、通常のランナーゲームとは一味変わった作品となっている。

「にゃんこ+乗り物」でステージをクリアしてくのだが、ショップで3段ジャンプが可能になるアイテムや、穴に落ちた際に乗り物から降りることが出来るアイテムが購入出来たりする。こうした気の利くアイテムがあることによりゲームの楽しみ方が変わる。また、バトルゲームに多い「進化/合成」の要素があるため、単純なループプレイに陥りづらく、楽しむことができる。本来は走行距離を長くすることしか考えないはずのライナーゲームだが、自身が扱う「にゃんこ+乗り物」の能力値が、走行距離に大きく影響を与えるので、結果としてはゲーム性が増し、継続率/課金率の向上にも貢献しているように感じた。

「にゃんこ大戦争」も先日大型アップデートが実施され、本作は今後更に注目が高くなると予想している。新作のリリースが多くなってきたこの時期に、本作がどのくらいまで売り上げを伸ばすのか引き続き注目していきたい。

 

【メインコンテンツ】

■大暴走(優良ポイント)
「ジャンプ」と「攻撃」を繰り返して迫りくる敵や障害物を交わしてステージを進行。



左下のボタンを押すことでジャンプすることが出来ます。2回押すと2段ジャンプが可能。



右下のボタンを押すことで攻撃することが出来ます。2段ジャンプ中に攻撃すると攻撃の威力が増します。



「にゃんこ」は「乗り物」に乗ることができます。途中でボスキャラが出現したりと、多くの演出を楽しむことができます。



走行距離が長くなることで高得点を獲得することができます。

 

■進化/合成
「乗り物」は合成/進化させることで能力を上げることが出来ます。



進化しても見た目が変わりませんでしたが、ライナーゲームでも「合成/進化」要素をとり入れることにより、従来のライナーゲームよりゲーム性が増しているように感じます。

 

■その他

「にゃんこ」は特定の条件を満たすことで購入することができるようになります。



「大暴走」(クエスト)中に特定の条件をクリアすることで、ミッションボーナスを獲得することができます。


 

【コンテンツ内 集客施策確認】

①新規獲得 
■有効手段:友人招待施策(訴求) アプリ紹介ページ最適化 ユーザーレビュー訴求 等
・友人招待施策の実施。
→プレイヤーと招待された側に「にゃんこゴールド」(無料通貨)をプレゼント。30人招待で「ダンシングにゃんこ」獲得。

②継続
■有効手段:ログインボーナス(デイリー/マンスリー)無料ガチャ等※イベント除く
・ログインボーナスの実施。

③呼び戻し
■有効手段:プッシュ通知 等
・プレイ期間に通知はありませんでした。

 

▼通常の集客施策は実施されています。PUSH通知に関してはリリース直後のため、まだ実装していない可能性があります。



 

■筆者
壱岐 信人(いきまこと)
国内初のネイティブソーシャルゲームに特化した集客スタジオ、株式会社AppBroadCastネイティブアプリマネージャー。スマホゲームメディア『ゲームギフト』副編集長。エンタメ業界を中心に様々なWebサービスのディレクションを経験。現在はプレイアビリティ分析を通じたアプローチから、ゲーム集客支援を手掛ける。

AppBroadCastコーポレートWEB:http://appbroadcast.jp
Facebookアカウント:https://ja-jp.facebook.com/people/Makoto-Iki/100005686534507
分析レポートに関するお問い合わせ:http://www.appbroadcast.jp/info#!info/ccft

株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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