米国有料アプリランキングで急上昇中の『Duet』が2位に登場…制作はたった3名の豪ゲーム会社
3月7日現在の米国有料アプリランキング(全カテゴリ・ゲームカテゴリ)で2位にアクションパズルゲーム『Duet Game』がランクインした。それに次ぎ、3位にMojangの『マインクラフト』、5位にSirvoの『Trees!』、9位にカートゥーン・ネットワークの『Card Wars – Adventure Time』がランクインした。
『Duet Game』は、オーストラリアのゲーム会社Kumobiusによって制作された。同社は、2011年6月に3名で設立されており、今までに『Time Surfer』、『Bean's Quest』の2タイトルをリリースしている。
本作は、赤と青のドットを操作して、障害物を避けながら進んでいくアクション性の高いパズルゲーム。プレイヤーは、画面の左右をタップしてドットを回転させてグレーのライン上を同じ方向に移動することで、画面上部から流れてくる障害物を避けていく。
何よりシンプルな操作性でありながら、BGMとドットの回転の演出が絶妙だ。このBGMは、オーストラリア出身ソロ・アーティストTim Shie氏によるもの。Tim氏は、同じオーストラリア出身のGotyeのライブツアーの出演経験やAPRAのProfessional Development Awardの受賞経験もある実力派だ。本作は、シンプルでアクション性の高いゲームシステムとスタイリッシュで美しいBGMが好評で、"PAX Australia Indie Showcase"、"Freeplay Best Design Finalist"、"Freeplay Best Audio Finalist"などの賞を受賞している。
また、本作は、リリース当初、『n/a』という別名でアプリストアに出していたが、2013年10月10日のアップデートでアプリ名を現在の『Duet Game』に変更しており、それ以降全世界のアプリストアで頻繁に取り上げられている。
App Annieで米国App Storeのダウンロードランキングの推移をみてみると、2月21日に、ゲームカテゴリのベンチマークゲームとして取り上げられており、2月後半からダウンロード数を伸ばしていた。
米国App Storeの売上ランキングの推移もみてみると、2月28日に販売価格を2.99ドル(300円)から0.99ドル(100円)に値下げしており、ダウンロードと売上共にさらに順位を上げた。
なお、日本でも2013年10月の約1か月間アプリストアトップページのベスト新着ゲームに取り上げられていた他、直近だと2月27日よりアプリストアトップページのベスト新着ゲームに掲載されており、今後日本でも『Duet Game』がランキング上位に浮上するか、期待したい。
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