中国テンセント、韓国CJゲームズ株を28%取得…中国でのゲーム展開で協力

中国ネット大手の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)は3月26日、韓国CJ E&Mグループでゲーム事業を担当するCJ Games(CJゲームズ)の株式28%を、約5億米ドル(500億円)で取得すると発表した。CJゲームズは中国展開の足場を築くことになり、テンセントは韓国企業のゲーム開発力を活用できるようになる。

CJゲームズは、CJ E&Mグループのオンライン/モバイルゲーム開発・流通部門「ネットマーブル事業」における、開発担当会社。株式取得後、テンセントはCJゲームズの第3位の大株主になる見込みだ。

テンセントによる株式取得後、CJゲームズは、親会社のCJ E&Mからネットマーブル事業を取得する予定という。ネットマーブル事業を吸収し、流通プラットフォーム分野と開発分野の統合効果を発揮することが狙いという。

テンセントのマーティン・ラウ社長は「提携を通じて、CJゲームズの持つ開発力やモバイルゲームのラインアップと、中国におけるテンセントのゲーム販売力・運営力を結び付ける」とコメントしている。

なお、CJ E&Mの子会社であるCJインターネットジャパンが、ネットマーブル事業の日本展開を担当している。


■関連リンク

プレスリリース(共同発表)

プレスリリース(テンセント)
Tencent(テンセント)

会社情報

会社名
Tencent(テンセント)
企業データを見る
ネットマーブルジャパン株式会社
http://www.netmarble.co.jp/

会社情報

会社名
ネットマーブルジャパン株式会社
設立
2001年8月
代表者
代表取締役社長 朴 宰勲
決算期
12月
企業データを見る
​Netmarble(ネットマーブル)

会社情報

会社名
​Netmarble(ネットマーブル)
企業データを見る