【インタビュー】新進気鋭のクリエイター集団「リアルスタイル」が今後の開発ライン増加に伴い積極採用中！　開発のトップに訊く

現在リアルスタイルでは、今後の事業拡大のため、様々な職種で採用面に力を入れている。

同社と言えば、元コーエー社長の小松清志氏（現：代表取締役社長）と『戦国無双』シリーズの開発者でも知られる杉山芳樹氏（現：専務取締役）の2名が率いているゲーム会社。コンシューマゲームとソーシャルゲーム双方の開発に携わった経験を持つクリエイターが多く在籍しているのが特徴。

「Social Game Info」では同社についてインタビューを実施し、3回にわたる連載記事をお届けする。今回は第3回として、リアルスタイルの開発を支える開発部長に、同社の魅力、そして現場の雰囲気など、様々な視点からお話を聞いてきた。

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  ――：御社はコンシューマゲームとソーシャルゲームの開発と運営を行っている、あまり多く無いタイプの会社です。スタッフはコンシューマ業界出身の方が多くいらっしゃるとお聞きしていますが。

ええ。コンシューマ業界の出身者が多いですが、ソーシャルゲーム業界出身、オンラインゲーム業界出身、さまざまなスタッフがおり経験のあるスタッフを中心にプロジェクトを進めています。


――：各種業界でのさまざまな経験値を持つスタッフがいる御社では、若いスタッフには刺激になるでしょうね。

そうですね、勉強になる部分は多いと思います。弊社では若いスタッフに対し最低限のことを教えて、あとは現場に触れてもらうようにしています。その若いスタッフが手掛けたコードやイラスト、企画などを直接お客様に触れていただく環境に身を置く事は、一番の成長にも繋がりますしプロ意識を持つきっかけになるとも感じています。


――：おっしゃる通り、実際に現場に触れ経験をする事が成長への最短距離なのかもしれません。

そうですね、ただ同時にカバーリング体制も持たせるようにしています。何かトラブルが発生した場合など、先輩やセクションのリーダーが解決するようにしています。安心して失敗しても大丈夫、とはいいませんが（笑）。つきなみではありますが、失敗と成功を積み重ねた数が成長度の1つの指標と思います。スタッフには失敗を恐れず積極的に挑戦し、上司や先輩のスキルを盗み成長して欲しいですね。


――： その他、日頃スタッフに対して気にかけているところなどはありますか。

一番スタッフに対して言うのは、「“面白い”と思える感覚を大事にしてほしい」ということです。自分たちが納得して「これ面白いね」といった視点を常に持ち、そのなかで今のゲーム市場の動向や顧客ニーズなどを考慮し、今後開発・運営していくゲームはどうあるべきかを常に考えて欲しいと。それは職種や役割の枠を超え全体に話をしています。


――：社内の雰囲気はいかがでしょうか。

プロジェクトはいくつもありますが総じて会話でのコミュニケーションが多いと思います。現場ではメールやチャットだけでなく、日常的に会話をする事で具体的な成果物のイメージや描いているビジョンを共有しています。スタッフ間にある「面白いゲームをつくりたい」「より良いサービスを提供したい」このようなマインドの表れだと思いますが、これはリアルスタイル特徴であり、1つの強みなのかもしれません。


――：なるほど。そのマインドは重要ですね。コンシューマゲームとソーシャルゲームの開発と運営を行っている御社の強みについてお聞かせください。

先程のマインドとは別にテクニカルな話をすると、やはりコンシューマ業界出身者が多くいるため、ベースにある技術力は高いと自負しております。また、新しいハードウェアのアーキテクトから触ってきたスタッフも多いので、「どういうふうに反応するんだろう」等、その都度考えながら開発に臨む姿勢は、何か問題が起こった際も早々に調べて解決できる力にも繋がり、それらは弊社の強みであると思います。


――：組織において強化したいところなどはありますか。

いくつかありますが、運営においてはPDCA（PDCA：plan（計画）-do（実行）-check（評価）-act cycle（改善））サイクルをより早くすることですね。コンシューマの開発では、週単位で物事が進んでいくイメージがあるのに対して、ソーシャルゲームの運営では午前中にトラブルの話が挙がったら、「午後には解決しましょう」と動くのが普通なので、これらの意思決定と実行を今以上に早くする事が必要であると考えています。


――：ゲーム開発をするうえで、何か大切にされていることはありますか。

一番は私自身が「楽しい」「面白い」と思えるものを、信念のもと作ることです。また、他社様と協業させていただく際は、他社様、弊社、そしてお客様、3者がメリットを持ち喜ばれるような“トリプル・ウィン”の関係を築くことも大切にしています。とくにIPタイトルを開発する際は、既存ファンもいらっしゃいますので、各層が納得して楽しめるような作品を開発しサービスを提供する必要があると思っています。


――：御社では、現在新しい開発ラインが増えているとお聞きしています。

はい、進んでいます。これまでもバンダイナムコゲームス社と共同開発したIPタイトル『宇宙戦艦ヤマト2199 Cosmo Guardian』や、スクウェアエックス社のニンテンドー3DS版『拡散性ミリオンアーサー』などのコンシューマタイトルといった、様々なプロジェクトがあります。まだ具体的なタイトルは申し上げられませんが、自社タイトルの新規開発、海外展開、他社協業案件等、様々な企画・プロジェクトが動いております。


――：企画といえば、御社内では定期的に企画大会が開催されると聞きました。

はい。企画大会は行っております。応募はリアルスタイルのスタッフであれば、誰でも可能です。弊社では企画出しはプランナーだけ、という事はありません。職種の枠を超え企画提案する機会を持っています。職種や役割、年代、性別、さまざまなスタッフがさまざまな企画・アイデアを出してくれるので、みなで刺激をし合い活性化にもつながっています。

企画大会ではやはり“自分の考えた企画を世に出したい”という想いが強いスタッフは、何本もの企画を上げてくれますね。何本もの企画を上げる事が出来るのは日頃から常に企画を考えてくれている証拠だと思います。そのようなスタッフは頼もしいですし、成長も早いように思います。


――：楽しそうな大会ですね（笑）。そして現在御社では、新しい人員を募集しているとのことですが、開発チームではどのような人物像を求めているのでしょうか。

「面白いゲームを多くのユーザーに遊んでもらいたい」といった、ゲーム開発に熱意がある人を募集しています。やはり熱意がある人間と一緒に仕事をしたいです。もちろんスキルも大切ですが、その根幹となる熱意が無いと面白いゲームを生み出すことは難しいと思っています。ゲーム開発を楽しめる方と我々も一緒に働いて、完成後には共に「面白いゲームが出来たね」と喜びを語り合える仲間が欲しいですね。


――：最後に「Social Game Info」読者にメッセージをお願いします。 

リアルスタイルでは今後事業拡大し活躍の場は多岐にわたります。目の前の数字だけを追うだけではなく、「きちんと面白いゲームを作りたい」「もっともっと挑戦し成長したい」とゲーム開発や運営サービスに対して熱意のある方は弊社に適していると思います。そのような方からの御応募をお待ちしております。  

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