【ゲーム株概況(5/18)】再生可能エネルギー発電事業に参入のイマジニアがS高 子会社リベルが事前登録開始のアエリアも買われる
5月18日の東京株式市場では、日経平均株価は続伸し、前日比157.35円高の1万9890.27円で取引を終えた。国内3月期決算の主要なものが出そろったことや、海外市場の落ち着きとともに朝方から買いが先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、イマジニア<4644>がストップ高となるなど、その急騰ぶりが際立った。イマジニアは、15年3月期の決算発表とともに、再生可能エネルギー発電事業に参入すると発表したことが市場の強い関心を集めている。定款も変更しての異業種参入となるだけに、その成否を含めて今後もその動向が大いに気になるところだ。
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また、前週末に決算発表(関連記事)を行ったクルーズ<2138>が高い。その決算内容は決して良好なものとは言えないものだったが、ひとまず悪材料出尽くしととらえた買い物が入っているようだ。ほか、前週末は第1四半期決算の赤字計上を嫌気し売られたモブキャスト<3664>は反発し、ガーラ<4777>は続伸。子会社化したリベル・エンタテインメントがパブリッシング事業参入タイトル第1弾となる『アイ★チュウ』の事前登録受付を開始(関連記事)したアエリア<3758>も買われた。
半面、イグニス<3689>はこの日も売られ、4000円台で推移していた今年前半の半値水準まで下落。アクロディア<3823>やメディア工房<3815>の下げもきつい。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758
会社情報
- 会社名
- イマジニア株式会社
- 設立
- 1986年1月
- 代表者
- 代表取締役社長兼CEO 澄岡 和憲
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高59億600万円、営業利益3億4500万円、経常利益6億5600万円、最終利益4億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4644