gumi、15年4月期は146%増収・4億1600万円の営業黒字に転換 『ブレイブ フロンティア』が寄与 5~7月期は11億円の営業赤字となる見通し【追記】
gumi<3903>は、この日(6月12日)、2015年4月期の連結決算を発表し、売上高275億3400万円(前の期比146.0%増)、営業利益4億1600万円(前の期1億0200万円の赤字)、経常利益2億3400万円(同1億6800万円の赤字)、最終利益1億9100万円(同1億8400万円の赤字)だった。
同社では、スマートフォン向けネイティブアプリ『ブレイブ フロンティア』の売り上げが寄与した。国内外の開発拠点での開発費やプラットフォーマーに支払う手数料、『ブレイブフロンティア』に係る広告費などの増加を吸収した。経常利益は営業利益に比べて減っているが、営業外費用として為替差損1億2200万円や、株式交付費5600万円などが計上されたことによる。
また早期退職関連費用1億0100万円が計上された一方、特別利益としてブラウザゲームの売却に伴う事業譲渡益1億2000万円などが計上されたという。このほか、法人税、住民税および事業税3億8600万円、法人税等調整額3億2900万円もあった。
2016年4月通期の見通しは非開示。第1四半期(15年5~7月期)については、売上高55億円(前四半期比20.4%減)、営業損益11億円の赤字(前四半期400万円の赤字)、経常損益11億円の赤字(同5800万円の赤字)を見込む。最終損益は非開示だった。
同社では、『ブレイブフロンティア』の日本語版・海外原語版のMAUが減少していることや、ブラウザゲームの運営移管などを考慮し、第4四半期に比べて減収となることを想定しているという。また費用は第4四半期と同水準になると見込んでいるとのこと。
第4四半期(15年2~4月期)の連結は、売上高69億1300万円(前四半期比4.4%増)、営業損益400万円の赤字(前四半期7億4100万円の赤字)、経常損益5800万円の赤字(同7億7300万円の赤字)、最終利益4億1600万円(同6億8300万円の赤字)だった。四半期売上高と営業利益の推移は以下のとおり。
同社では、スマートフォン向けネイティブアプリ『ブレイブ フロンティア』の売り上げが寄与した。国内外の開発拠点での開発費やプラットフォーマーに支払う手数料、『ブレイブフロンティア』に係る広告費などの増加を吸収した。経常利益は営業利益に比べて減っているが、営業外費用として為替差損1億2200万円や、株式交付費5600万円などが計上されたことによる。
また早期退職関連費用1億0100万円が計上された一方、特別利益としてブラウザゲームの売却に伴う事業譲渡益1億2000万円などが計上されたという。このほか、法人税、住民税および事業税3億8600万円、法人税等調整額3億2900万円もあった。
■16年4月期の見通し
2016年4月通期の見通しは非開示。第1四半期(15年5~7月期)については、売上高55億円(前四半期比20.4%減)、営業損益11億円の赤字(前四半期400万円の赤字)、経常損益11億円の赤字(同5800万円の赤字)を見込む。最終損益は非開示だった。
同社では、『ブレイブフロンティア』の日本語版・海外原語版のMAUが減少していることや、ブラウザゲームの運営移管などを考慮し、第4四半期に比べて減収となることを想定しているという。また費用は第4四半期と同水準になると見込んでいるとのこと。
■追記 第4四半期はQonQで増収・赤字幅縮小
第4四半期(15年2~4月期)の連結は、売上高69億1300万円(前四半期比4.4%増)、営業損益400万円の赤字(前四半期7億4100万円の赤字)、経常損益5800万円の赤字(同7億7300万円の赤字)、最終利益4億1600万円(同6億8300万円の赤字)だった。四半期売上高と営業利益の推移は以下のとおり。
【gumiの四半期売上高の推移(単位:億円)】
【gumiの四半期営業損益の推移(単位:億円)】
【gumiの四半期営業損益の推移(単位:億円)】
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903