【MMD研究所調査】シニア世代のスマートフォンへの切り替えの決め手「インターネット機能」64.7%など…「2015年シニア世代のフィーチャーフォン利用動向調査」第3弾を発表

MMD研究所は、フィーチャーフォンを利用する60歳以上の男女883人を対象に「2015年シニア世代のフィーチャーフォン利用動向調査」を実施致しました。本調査は、シニア世代における携帯電話の利用動向調査の第3弾になる。

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調査結果の概要は以下の通りとなる(以下、リリースより)。


■シニア世代のスマートフォン購入のきっかけ「自分で調べて」61.2%、「家族の勧め」26.6%
スマートフォンを利用している60歳以上の男女(N=883)を対象に、現在利用しているスマートフォンの購入のきっかけを聞いたところ(複数回答)、「自分で調べて」が61.2%、「店頭で勧められて」が20.0%となった。なお、「息子・娘に勧められて」が18.7%、「配偶者に勧められて」が7.4%、兄弟・親戚に勧められて」が0.5%と合わせて「家族に勧められて」は26.6%となった。



男女別に見ると、男性では「自分で調べて」が71.7%、「店頭で勧められて」が18.6%、女性では「自分で調べて」が50.7%となり、「息子・娘に勧められて」が26.9%、「配偶者に勧められて」が10.6%となった。



■シニア世代のフィーチャーフォンからスマートフォンへの切り替えの決め手「インターネット機能」64.7%画面の大きさ54.1%
スマートフォンを利用している60歳以上の男女(N=883)を対象に、フィーチャーフォンからスマートフォンに切り替えた決め手を聞いたところ(複数回答)、「インターネット機能」が64.7%、「画面が大きい」が54.1%、「チャット機能」が19.4%となった。



■シニア世代のスマートフォンアプリのダウンロード数「5個以上~10個未満」が最多26.4%、「全くダウンロードしていない」15.6%
スマートフォンを利用している60歳以上の男女(N=883)を対象に、自身でダウンロードしたアプリの数について聞くと、「5個以上~10個未満」が26.4%、「5個未満」が19.9%となった。また、「(自分では)ダウンロードしていない」が15.6%となった。



次に、男女別に見ると、男性では「5個以上~10個未満」が25.9%、「5個未満」が18.6%、「30個以上」が16.8%となった。女性では「5個以上~10個未満」が26.9%、「自分ではダウンロードしていない」が21.9%、「5個未満」が21.3%となり、男女で違いが見られた。



■シニア世代の健康記録「スマートフォンでつけたい」が最多。重視するポイントは「かんたん」71.0%「推移が見られる」59%、「いつでも見られる」58.6%
スマートフォンを利用している60歳以上の男女(N=883)を対象に、現在行っている健康記録について聞くと、それぞれ「スマートフォン」との回答は次のような割合になった。「運動記録」11.7%、「食事」2.4%、「服薬」4.4%、「通院」8.9%。また、各項目について、6割以上が「つけていない」という結果になった。尚、血圧については、「手帳」での記録が9.2%と最も多かった。



次に、今後つけていきたい健康記録方法につい聞くと、いずれも「スマートフォン」での記録が最多となり、体重については、20.0%、運動記録については19.0%、血圧については18.9%という回答になった。



また、今後つけていきたい健康記録方法があると回答した60歳以上の男女(N=551)に健康記録をつけるにあたって重視したいポイントを聞いたところ(複数回答)「かんたん」71.0%、「推移が見られる」59.0%、「いつでも見られる」58.6%、「続けやすい」56.3%となった。



■シニア世代のヘルスケアデバイス(体重計、歩数計など)の認知度は63.8%、興味度は26.1%
スマートフォンを利用している60歳以上の男女(N=883)を対象に、ヘルスケアデバイス(スマートフォンアプリと連動する体重計、歩数計など)について聞くと、「使っている」15.9%、「知っているが使ったことはない」47.9%と合わせてヘルスケアデバイスの認知度は63.8%となった。



また、へルスケアデバイスについて「知っているが使ったことがない」、「知らない/わからない」と回答した人(N=743)に、ヘルスケアデバイスへの興味があるか聞いたところ、「興味があり、使ってみたい」が26.1%となった。