【ゲーム株概況(9/14)】ロストレガリア』の事前登録が好調なAiming<3911>が大幅続伸 11日決算発表のgumiとエイチームはともに売られる

9月14日の東京株式市場では、日経平均株価は3日続落し、前日比298.52円安の1万7965.70円と1万8000円割り込んで取引を終えた。13日に発表された中国の経済指標が中国景気の減速を示すものと受け止められたことで売り物の押される展開となった。日米で重要な会合(日本:日銀の金融政策決定会合、米国:FOMC(連邦公開市場委員会))を控えていることも市場の重しとなっている。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、Aiming<3911>が大幅続伸した。Aimingは、9月9日に発表した新作RPG『ロストレガリア』の事前登録(関連記事)の登録者数が、9月14日12時現在で5万8432人と順調に伸びていることなどが好感されているようだ。

また、子会社Cygamesが『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』の開発を担当しているサイバーエージェント<4751>が続伸し、米Google Playの無料ランキング(ゲームカテゴリー)で『GRAND SPHERE ~Legend of the Dragon~』(『グランスフィア ~宿命の王女と竜の騎士~』英語版)が2位になるなど順調なスタートを見せているシリコンスタジオ<3907>も高い。
 

半面、9月11日に決算発表を行ったgumi<3903>とエイチーム<3662>はともに売られた。gumiはQonQでも赤字幅拡大が、エイチームは2016年7月期の営業減益予想がそれぞれ嫌気されているようだ。

【関連記事】
【速報】gumi、5~7月期は17%の減収・5億円の営業赤字に…『ブレフロ』減収、ゲームの開発費が収益圧迫【追記】
エイチーム、15年7月期は営業利益43%増の20億円…ゲーム・生活情報が伸長、Dサマナーとレギオンは月商1億維持、ユニゾンも史上最高売上【追記】
【エイチーム決算説明会】林社長「第三次成長期に入った」 『ユニゾンリーグ』ヒットで一段上のステージに 欧州・アジア圏にも注力

ほか、ドリコム<3793>やアエリア<3758>、モブキャスト<3664>、ガーラ<4777>なども安い。



■関連銘柄
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
企業データを見る