中国のオンランゲーム大手の完美世界は、「東京ゲームショウ」では新作ゲームアプリとして、『Torch Light Mobile』、『倚天屠龍記』、『全民大主宰』、『射雕英雄伝3D』の4タイトルを試遊展示した。スクウェア・エニックスとの『FINAL FANTASY 零式 ONLINE』の共同開発で注目を集めている同社だが、展示した新作ゲームアプリも負けず劣らず高品質なゲームアプリとなっている。
■『Torch Light Mobile』
元ブリザードエンターテインメントの最高経営責任者Max Shaefer氏が設立したゲームスタジオRunic Gamesが手がけているハック&スラッシュタイプのアクションRPGとなる。同社のイチオシタイトルになるそうだ。100種類以上のスキルを組み合わせて、キャラクターメイクが楽しめる。いわゆるバーチャルパッドで操作することになるが、ランダムボスやランダムステージ、迫力のあるバトル演出などが特徴となっている。2015年末に提供する予定だ。
■『倚天屠龍記』
見下ろし型の3DアクションMMORPGとなる。こちらもバーチャルパッドで剣士を操作していくゲームアプリだが、多彩なスキルを自由に組み合わせてキャラクターを育成することができるという。展示されたデモ版は女性剣士だったが、特にボスとのバトル中の演出も迫力満点だった。ストーリー要素もあったが、残念ながら中国語のみだったため、内容は理解できなかった。東京ゲームショウのパンフレットによると、2016年3月にリリースする予定とのこと。
■『全民大主宰(ザ・エアベンダー)』
中国で人気のファンタジー小説「大主宰」をテーマにした横スクロールのアクションゲームとなっている。食う宇宙で三段式コンボなど簡単な操作で迫力のあるバトルが楽しめるという。また、ファンタジー小説が題材のため、ストーリー要素も重視しており、熱血の少年が異世界に挑みながら成長する物語が楽しめるとのこと。こちらは2015年12月に配信する予定。
■『射雕英雄伝3D』
小説、テレビ、ドラマ、コミックなど多彩な展開が行われた中国における人気作品「射雕英雄伝」を題材にした、見下ろし型の3DアクションRPGとなっている。こちらも左手でキャラクターを移動させながら、右手で通常攻撃や各種スキルを駆使して敵を倒していく内容となっている。2016年2月に配信する予定。