現在、株式会社ヘキサドライブでは、今後の事業拡大のため、様々な職種で採用面に力を入れている。
独自の開発エンジンを活かし、高い技術力を持つ株式会社ヘキサドライブ（2007年2月設立）。ハイエンドコンシューマーゲームからスマートフォンゲームアプリまで幅広く開発を行っており、『大神 絶景版』、『MONSTER HUNTER PORTABLE 2nd G for iOS』、『FINAL FANTASY 零式 HD』など、高い技術力を活かした高品質なリマスター作品も多く手がけている。
現在、ヘキサドライブでは、新規タイトル開発でも大きく取り組むことから様々な分野にて採用強化を進めている。そこで今回「Social Game Info」では、ヘキサドライブの代表取締役社長 松下氏にインタビューを実施し、同社が求めている人物像や社内の開発環境などについて訊いた。
■「もっといいものに！」というこだわりをもったゲームづくりを
株式会社ヘキサドライブ
代表取締役社長 松下正和 氏
――：募集職種の採用背景を教えていただけますか。
PS4/XBox One/PCに向けたハイエンドの開発に取り組んでいますが、プロジェクトの規模が大きいこともあり、まだまだ開発スタッフが足りていない状況です。今後の会社のビジョンを実現するためにも、いろいろな方のチカラが必要なので採用を強化するようにいたしました。
――：採用強化となりますが、採用後どういった業務を担当するのでしょうか。
職種により様々ですが、どの職種でも言えることは2つのことです。
・必ずできるというわけではありませんが、全スタッフがそのプロジェクトで取り組みたい仕事にできるだけ従事いただけるように考えています。
・今できることではなく、過去に取り組んだことのある業務でも「もう1歩先にチャレンジ」をしていただきたいと考えています。
――：それぞれの担当分野制作において、御社の中でどのようなこだわりをお持ちですか。御社での各業務の魅力があれば、お教えください。
自社オリジナル開発のゲームエンジン『ヘキサエンジン』を開発しており、高い技術力を活かしたゲーム制作が特長です。こちらは他ではあまり見ない特長かと思います。また全スタッフに座り心地のよいイイ椅子を使ってもらっています！（笑） 新しいことへのチャレンジや高いクオリティに専念してもらいたいので、製作環境もこだわるようにしています。
――：ゲームの中でも、刻一刻とユーザーのニーズが変化していくスマートフォンアプリ市場ですが、御社としてどのように市場を見られていますか。
グローバル規模で考えると、市場はまだまだ拡大し続けると考えています。また、スペックもハイエンド機にどんどん迫ってきており、将来の市場では(弊社の得意とする)ハイエンド機向けの開発力が大きなアドバンテージになるだろうとも考えています。このアドバンテージを活かし、また開発力をどんどん上げていくことで、こだわりのある魅力的なゲームを作り続けていきたいと思っています。
――：現在のスタッフは何名になりますか。
現在スタッフは80名おり、大阪・東京の各オフィスに40名ずつになります。
――：在籍スタッフの方はどのようなキャリアの方が多いのでしょうか。
ずっとハイエンドで開発してきたスタッフから、そういった経験のないスタッフまで様々ですね。
――：コンソール開発経験も豊富な方が多いと思いますが、今後はチームをどのようにしていきたいですか。
スマートフォンやインターネットを利用したサービスなど、より楽しい・よりおもしろい・より感動する体験を提供できるように、開発スタッフだけでなく、会社全体の底力を上げていきたいと思っています。市場はより早くなっていくと思いますので、会社全体としての連携を強めていきたいです。
――：その実現のためには、どのような人材（スキルなど）が必要だとお考えですか。
ひとつは、ゲームをはじめエンターテイメントが大好きな方。
ふたつに、様々なことに対して、うまく調整できるバランス力をお持ちの方。
そして、我々がゲームを作っていく上で「大事にしてること」に共感して頂ける方。
こういった方を求めています。
――：「大事にしていこと」とはスキル面以外でのマインドと言えるものでしょうか。
会社として３つの考え方を意識できるかですね。
・生みの苦しみを理解しつつも「もっといいものに！」という気概を持って開発に取り組む。
・他の人の話や意見を聞きつつ、自分の意見もしっかり伝えられる。
・人との関わりから、制作したものにまで「気遣い」ができる。
――：会社としての目標や課題として、どういったことがありますか。
オリジナルプロダクトを製作し続けるための、マネジメント力の向上ですね。開発力を伸ばし、活かしていくとしても、しっかり続けていけるようにその分野も伸ばしていきたいです。そして、その為にもヘキサイズム/クレドの全スタッフへの浸透をしていかないといけないと考えています。そして、強みとしているハイエンド機の開発力をこれからも大事にしていきたいので、若手スタッフの拡充も積極的にしていきたいですね。
――：今後どのような事にチャレンジしていきたいですか。
VR/ARも含め、様々なプラットフォームでのゲーム制作に積極的にチャレンジしていきたいですね。新しい技術も積極的に取り入れていき、今後も高いクオリティのゲームを出せていけるようにしていきたいと思います。アンテナを張りながらも、良いものへのこだわりをお持ちの方には、ぜひ一緒になって頑張っていきたいです。
【ヘキサドライブの社内風景】
