【ゲーム株概況(11/10)】大幅減益予想のコロプラが独歩安 前日上昇のイグニスは年初来高値 自社株買い実施のミクシィは小反発
東京株式市場では、日経平均株価は前日比1092.88円高の1万7344.42円と急反発。今年最大の上昇幅となった。前日の欧米市場で「トランプショック」が広がらなかったことを受けて、この日は買い戻しの動きが活発化した。為替市場で円安に振れたことも支援材料になった。
こうした動きを受けて、ゲーム関連株も一部を除いて軒並み上昇した。独歩安の格好となったコロプラ<3668>は、前日比263円安(20.4%)の1024円と大幅安となった。前日11月9日に発表した2017年9月期の予想が、売上高で前期比35.1%減、営業利益が同65.5%減と大幅減収減益の見通しとなったことがネガティブサプライズとして受け止められたようだ。一時1000円を割り込む場面もあった。
全体相場の下落する中、上昇を記録したイグニス<3689>も引き続き大幅高となり、年初来高値を更新した。11月4日、16年9月期の連結業績予想について、営業利益を従来予想の12億円から14億円(同16.7%増)に引き上げたことが好感された模様だ。またVRコンテンツを手がける子会社も設立したと発表した。
前日決算発表を行ったミクシィ<2121>が小反発。前日発表した第2四半期決算で売上高866億円(前年同期比9.1%減)、営業利益342億円(同21.5%減)と減収減益となったものの、300万株・100億円を上限とする自社株買いを実施すると発表したことが材料視されたようだ。また決算説明会で『モンスターストライク』の10月のアクティブユーザー数が過去最高になったと発表したことも安心感につながったという。
こうした動きを受けて、ゲーム関連株も一部を除いて軒並み上昇した。独歩安の格好となったコロプラ<3668>は、前日比263円安(20.4%)の1024円と大幅安となった。前日11月9日に発表した2017年9月期の予想が、売上高で前期比35.1%減、営業利益が同65.5%減と大幅減収減益の見通しとなったことがネガティブサプライズとして受け止められたようだ。一時1000円を割り込む場面もあった。
全体相場の下落する中、上昇を記録したイグニス<3689>も引き続き大幅高となり、年初来高値を更新した。11月4日、16年9月期の連結業績予想について、営業利益を従来予想の12億円から14億円(同16.7%増)に引き上げたことが好感された模様だ。またVRコンテンツを手がける子会社も設立したと発表した。
前日決算発表を行ったミクシィ<2121>が小反発。前日発表した第2四半期決算で売上高866億円(前年同期比9.1%減)、営業利益342億円(同21.5%減)と減収減益となったものの、300万株・100億円を上限とする自社株買いを実施すると発表したことが材料視されたようだ。また決算説明会で『モンスターストライク』の10月のアクティブユーザー数が過去最高になったと発表したことも安心感につながったという。
■関連銘柄一覧
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668
会社情報
- 会社名
- 株式会社イグニス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
- 決算期
- 9月