【速報】エイチーム、2Qは売上高52%増、営業利益53%増と大幅増収増益を達成 新作『放課後ガールズトライブ』は約1ヵ月分の収益寄与(グラフ追加・追記)
エイチーム<3662>は、3月10日、2017年7月期の第2四半期累計(8~1月)の連結決算を発表、売上高152億8300万円(前年同期比52.4%増)、営業利益10億2200万円(同53.7%増)、経常利益10億7100万円(同76.7%増)、四半期純利益6億7600万円(同2.1倍)と大幅な増収増益を達成した。
各セグメントごとの状況は以下の通り。
①エンターテインメント事業…売上高89億7600万円(前年同期比63.1%増)、セグメント利益11億900万円(同12.1%増)
ゲームアプリは、2016年12月22日に新作『放課後ガールズトライブ』をリリースした。なお、『放課後ガールズトライブ』は2017年1月10日より課金開始したため、第2四半期においては1ヵ月弱の収益寄与となる。既存ゲームアプリは、2014年12月にリリースした『ユニゾンリーグ』と2016年6月9日にリリースした『ヴァルキリーコネクト』が好調に推移した。また、『ヴァルキリーコネクト』はグローバル展開も順調に進み、エンターテインメント事業の海外売上を大きく引き上げた。その結果、エンターテインメント事業は過去最高のセグメント売上・利益を達成した。
②ライフスタイルサポート事業…売上高56億500万円(同35.7%増)、セグメント利益6億9600万円(同6.0%増)
サブセグメント事業には、引越し関連事業「引越し侍」、自動車関連事業「ナビクル」が日々のサイトの改善、プロモーション活動などにより培ったノウハウやブランディング戦略が奏功し、さらに季節要因もけん引役となり、順調に利用者を増やし、継続して業界トップクラスのシェアを維持した。「ハナユメ」を中心としたブライダル関連事業は、全国6エリアに12店舗のウェディングデスクを展開し、「ハナユメ定額ウェディング」や「ハナユメフォト」などのブライダル周辺サービスを拡充しながら、サービスの品質向上に努め、ブランド認知度向上のための先行投資を行った。「ナビナビキャッシング」を中心とする金融メディア事業は同業他社と競争が激化する中、引き続き利用者数を伸ばした。その結果、ライフスタイルサポート事業は安定的かつ継続的な収益向上に取り組み、過去最高のセグメント売上を達成した。
③EC事業…売上高7億200万円(同76.7%増)、セグメント損益8000万円の赤字(前年同期1億500万円の赤字)
ウェブサイトのユーザビリティの向上等を進めながら、引き続きフルフィルメントの強化に注力しており、売上が前年同四半期比で大幅に増加した。なお、11~1月(冬季)は自転車販売の閑散期であり、第3四半期(2~4月)の繁忙期に向け、出荷体制の強化を図った。
■QonQでは営業益2.4倍と利益率が大きく改善 前四半期に大型プロモ実施した反動か
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、第2四半期期間(11~1月)の売上高は前四半期14.2%増の81億4700万円、営業利益は同2.4倍の7億2900万円、経常利益は同2.6倍の7億7900万円、四半期純利益は同3.8倍の5億3800万円となった。エンターテインメント事業で主力タイトルの『ユニゾンリーグ』と『ヴァルキリーコネクト』が好調だったことなどで売り上げが伸びたほか、前四半期には大型プロモーションを実施していた反動も利益率という点で大きく影響しているものと思われる。
なお、2017年7月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、売上高320億円(前期比39.3%増)、営業利益33億円(同49.1%増)、経常利益32億5000万円(同55.2%増)、当期純利益21億5000万円(同66.3%増)の見込み。
各セグメントごとの状況は以下の通り。
①エンターテインメント事業…売上高89億7600万円(前年同期比63.1%増)、セグメント利益11億900万円(同12.1%増)
ゲームアプリは、2016年12月22日に新作『放課後ガールズトライブ』をリリースした。なお、『放課後ガールズトライブ』は2017年1月10日より課金開始したため、第2四半期においては1ヵ月弱の収益寄与となる。既存ゲームアプリは、2014年12月にリリースした『ユニゾンリーグ』と2016年6月9日にリリースした『ヴァルキリーコネクト』が好調に推移した。また、『ヴァルキリーコネクト』はグローバル展開も順調に進み、エンターテインメント事業の海外売上を大きく引き上げた。その結果、エンターテインメント事業は過去最高のセグメント売上・利益を達成した。
②ライフスタイルサポート事業…売上高56億500万円(同35.7%増)、セグメント利益6億9600万円(同6.0%増)
サブセグメント事業には、引越し関連事業「引越し侍」、自動車関連事業「ナビクル」が日々のサイトの改善、プロモーション活動などにより培ったノウハウやブランディング戦略が奏功し、さらに季節要因もけん引役となり、順調に利用者を増やし、継続して業界トップクラスのシェアを維持した。「ハナユメ」を中心としたブライダル関連事業は、全国6エリアに12店舗のウェディングデスクを展開し、「ハナユメ定額ウェディング」や「ハナユメフォト」などのブライダル周辺サービスを拡充しながら、サービスの品質向上に努め、ブランド認知度向上のための先行投資を行った。「ナビナビキャッシング」を中心とする金融メディア事業は同業他社と競争が激化する中、引き続き利用者数を伸ばした。その結果、ライフスタイルサポート事業は安定的かつ継続的な収益向上に取り組み、過去最高のセグメント売上を達成した。
③EC事業…売上高7億200万円(同76.7%増)、セグメント損益8000万円の赤字(前年同期1億500万円の赤字)
ウェブサイトのユーザビリティの向上等を進めながら、引き続きフルフィルメントの強化に注力しており、売上が前年同四半期比で大幅に増加した。なお、11~1月(冬季)は自転車販売の閑散期であり、第3四半期(2~4月)の繁忙期に向け、出荷体制の強化を図った。
■QonQでは営業益2.4倍と利益率が大きく改善 前四半期に大型プロモ実施した反動か
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、第2四半期期間(11~1月)の売上高は前四半期14.2%増の81億4700万円、営業利益は同2.4倍の7億2900万円、経常利益は同2.6倍の7億7900万円、四半期純利益は同3.8倍の5億3800万円となった。エンターテインメント事業で主力タイトルの『ユニゾンリーグ』と『ヴァルキリーコネクト』が好調だったことなどで売り上げが伸びたほか、前四半期には大型プロモーションを実施していた反動も利益率という点で大きく影響しているものと思われる。
なお、2017年7月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、売上高320億円(前期比39.3%増)、営業利益33億円(同49.1%増)、経常利益32億5000万円(同55.2%増)、当期純利益21億5000万円(同66.3%増)の見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662