エイチーム<3662>は、3月10日、東京都内で2017年7月期の第2四半期の決算説明会を開催した。説明会では、同社の林高生社長が決算概要やセグメント別の事業状況、足元第3四半期の進捗などの説明を行った。今回はその中から同社のエンターテインメント事業の海外売上の状況について取り上げたい。
同社の第2四半期決算の好調の要因の1つに『ヴァルキリーコネクト』の海外展開の好調がある。海外売上はここ3四半期ほど6億円台での推移が続いていたが、この第2四半期は10億円台へと大きく躍進し、海外売上比率は21%と20%台を回復した。
ちなみに同社は海外展開をこれまでは現地のパブリッシャーを通じて行ってきたが、『ヴァルキリーコネクト』は「海外も基本自社で配信を行っている」(林社長)とのこと。そのため売上はネットでの計上ではなく、「グロスの計上になる」(同)という。
(編集部:柴田正之)
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662