インタースペース、2Qは売上高17%増、営業益16%増と2ケタ増収増益を達成 主力の「アクセストレード」などインターネット広告事業の成長続く

インタースペース<2122>は、5月9日、2017年9月期の第2四半期累計(10~3月)の連結決算を発表、売上高129億7900万円(前年同期比17.2%増)、営業利益4億6900万円(同16.1%増)、経常利益4億6500万円(同15.9%増)、四半期純利益2億7800万円(同18.9%増)となった。
 

各セグメントごとの状況は以下の通り。

①インターネット広告事業…売上高126億5300万円(前年同期比17.8%増)、セグメント利益4億1100万円(同7.2%増)
主力のアフィリエイトサービス「アクセストレード」において、主要カテゴリの売上が好調に推移した。金融カテゴリは、為替市場の影響を背景にFX関連が好調に推移したほか、サービスカテゴリの「エステ・人材関連」が前年同期を大きく上回り、ECカテゴリの「コスメ・健康食品」なども好調に推移した。店舗向けアフィリエイトサービス「ストアフロントアフィリエイト」は、既存販路の稼働率強化と新規店舗の開拓に注力した。新規事業のネイティブアドネットワーク「X-lift」においては、引き続き提携メディアの開拓の強化及びシステム開発の強化に注力している。海外事業ては、まだ未成熟であるアフィリエイト市場の拡大に向け、提携メディアの拡大に向けた現地セミナーの開催や販売活動を積極的に展開した。

②メディア運営事業…売上高3億2600万円(同2.9%減)、セグメント利益5700万円(同187.0%増)
主力の「ママスタジアム」は、ママ向け情報サイトとしての認知が拡がりをみせ、企業のタイアップ広告の受注が収益に大きく貢献し、過去最高の月間売上高を更新した。また、月間ユニークユーザー数も継続して増加している。ネイティブアプリなどを提供するコンテンツ事業は、保有する資産を有効活用して低コストでのアプリの量産体制の基盤を一定程度確立し、新規タイトルのリリースと運用をより一層強化していく。既存の運営メディア及びコンテンツの利用率向上にむけて運用精度を高めると共に、新たなサービス創出に注力していくことに注力した。

なお、2017年9月期通期の予想については、従来予想から変更なく、売上高255億8500万円(前期比8.3%増)、営業利益10億円(同11.0%増)、経常利益10億円(同11.0%増)、当期純利益6億2000万円(同14.4%増)の見込み。
 

 
株式会社インタースペース
https://www.interspace.ne.jp/

会社情報

会社名
株式会社インタースペース
設立
1999年11月
代表者
代表取締役社長 河端 伸一郎
決算期
9月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2122
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