ミクシィ<2121>の森田仁基社長(写真)は、この日(5月10日)開催の決算説明会で、エンターテインメント領域で130億円の投資を行うことを明らかにした。
まず、ゲーム関連(モンスト)の企画に投資する。ユーザー還元施策が好評で、数字でも良い結果だったので、50億円程度の追加投資を行なう。具体例では4月から行っている「モンストミリオンくじ」「モンストグランプリ」などがあるという。
またアニメ動画コンテンツへの投資も行う。youtubeアニメの投資効果は良好だったので、30億円程度を投資する。3D演出の追加などクオリティアップも行う。キャラクターのスピンオフタイトルのアニメ作品も展開する考えだ。
このほか、20億円をマーチャンダイジングに投資する。「XFLAGストアの開設や、モンスト物産展、モンストモールなどを通じて、地方のお客様へもアプローチしたい」。
最後にモンスト以外の新規タイトルの創出に30億円投資する。複数タイトルを考えているが、直近で予定しているのはアジアを足がかりにグローバル展開を目指した「タッグバトルエンターテインメント」を今期中に出したいとのこと。
(編集部 木村英彦)
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121