アクセルマーク<3624>は、8月1日、アナリスト向けの第3四半期(4~6月)の決算説明会を開催し、新作タイトルとその進捗状況について発表した。説明を行った尾下順治社長によると、現在、4本が正式なプロジェクトとして開発を進めているという。
まず、『ディアホライゾン』は、スクウェア・エニックスがパブリッシングを担当するタイトルで、先日発表となった。総合エンタメプロジェクトのひとつとして配信される予定で、第3四半期ではβ開発だったが、第4四半期(7~9月)に入ってプラットフォームへの申請という最終フェーズに入っているという
また『幽☆遊☆白書』は、KLab<3656>との共同タイトルとなる。すでに発表されているものだが、引き続きベータ開発を続けているとのこと。『終幕彼女(エンドロール)』は、開発パートナーとの共同開発タイトルで、アクセルマークがパブリッシングを担当する。タイトルは7月の中旬に発表した。第3四半期ではα開発だったが、第4四半期ではβフェーズの開発に入った。
今回、新たにプロジェクト「PP」が追加となった。同社では、社内では複数のプロトタイプの開発を行っており、そのなかでαフェーズに移行したものを正式プロジェクトとして認定しているという。PPは、第3四半期ではプロトタイプだったが、社内の審査を通過し、正式プロジェクトとなった。世界観の作り込みを中心に行っているそうだが、ゲームの詳細については後日発表するとのこと。
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624