エイチーム<3662>は、9月8日、東京都内で2017年7月期の決算説明会を開催した。説明会では、同社の林高生社長が決算概要やセグメント別の事業状況、足元の2018年7月期の第1四半期の進捗などの説明を行った。今回はその中から同社が昨年12月にリリースし、6月にテコ入れとなる大型アップデートを実施した『放課後ガールズトライブ』(以下『ガルトラ』)についてを取り上げたい。
まずは『ガルトラ』のアップデートの効果だが、中内之公エンターテインメント事業本部長によると「結果としてKPIの伸びは確認できた」と一定の成果は見られたもよう。ただし、「期待していたほどではない」(中内氏)ともしており、依然として同社の期待していた水準には達していないようだ。
なお、同社は、本日(9月8日)付で、配信中のゲームアプリについての減損損失2億6900万円を計上したことを発表しているが、このゲームアプリは『ガルトラ』とのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662