【ゲーム株概況(12/21)】カプコンが年初来高値を更新 新作『SpinClash』の開発遅延を発表したガーラが売られる…東証の値下がり率5位に

12月21日の東京株式市場では、日経平均株価は小反落し、前日比25.62円安の2万2866.10円で取引を終えた。米国市場安や北朝鮮による地政学リスクの高まりを嫌気して朝方から売り優勢の展開となったものの、後場に入ると先物主導でやや買い戻される動きとなった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>が3日ぶりに反発したほか、ガンホー<3765>やアカツキ<3932>などがしっかり。また、カプコン<9697>が年初来高値を更新し、スクウェア・エニックスHD<9684>もプラス推移となるなど大手ゲーム株の一角も買われた。

半面、ガーラ<4777>が東証の値下がり率5位となるなど売られ、ドリコム<3793>やモブキャスト<3664>、イグニス<3689>、Aiming<3911>なども安い。ガーラは、子会社Gala Connectが開発中の新作『SpinClash』のリリースが遅延すると発表(関連記事)したことなどが嫌気されたようだ。

ほか、ブロッコリー<2706>の下げがきつく、エディア<3935>もさえない。


■関連銘柄
株式会社ガーラ
http://www.gala.jp/

会社情報

会社名
株式会社ガーラ
設立
1993年9月
代表者
代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
決算期
3月
直近業績
売上高14億9700万円、営業損益2億9600万円の赤字、経常損益2億6200万円の赤字、最終損益2億3000万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4777
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