ぴあ、18年3月期の営業益は31%減の12億2500万円 過去最高売上も人気興行の獲得経費やシステムのセキュリティ強化の費用が負担に

ぴあ<4337>は、5月9日、2018年3月期の連結決算を発表し、売上高1635億0900万円(前の期比7.0%増)、営業利益12億2500万円(同31.5%減)、経常利益11億7300万円(同30.1%減)、最終利益7億0600万円(同27.5%減)と増収減益だった。

 


音楽・スポーツ・演劇等の主要ジャンルを中心にインターネットでのチケット販売が好調に推移し、売上高は過去最高値を更新した。しかし、第1四半期における人気興行の獲得経費増による粗利額の減少、販管費増に加え、セキュリテイ強化に向けた組織・システム両面での対策費用などが負担となり、利益は前年の実績を下回ったという。

続く2019年3月期は、売上高1650億円(前期比0.9%増)、営業利益12億5000万円(同2.0%増)、経常利益12億円(同2.3%増)、最終利益7億円(同0.9%減)を見込む。