【ゲーム株概況(5/30)】コムシードが一時S高　仮想通貨・ブロックチェーン事業参入決定のgumiが買われる　任天堂はポケモン新作が買い材料に

5月30日の東京株式市場では、日経平均株価は大幅続落し、前日比339.91円安の2万2018.52円で取引を終えた。イタリアの財政不安を嫌気したイタリア・ショックが国内市場にも波及し、朝方から売り物が先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、コムシード<3739>がこの日も一時ストップ高となるなど4連騰したほか、アエリア<3758>が反発した。アエリアは、「イケメン」シリーズのサイバードを70億円で買収すると5月28日に発表したことがあらためて評価されているようだ。

また、gumi<3903>やアクセルマーク<3624>も買われ、任天堂<7974>は商いを膨らませつつ大幅続伸した。gumiは仮想通貨・ブロックチェーン事業への参入を決定したと発表（関連記事）したことが、任天堂はポケモン関連の新作展開を発表（関連記事）したことが、それぞれ買い材料となったもよう。

半面、ミクシィ<2121>やコロプラ<3668>、ボルテージ<3639>、オルトプラス<3672>などが年初来安値を更新し、大手ゲーム株ではコナミHD<9766>が一時5000円大台を割り込んだ。

ほか、前日に大幅高を演じていたベクター<2656>が反落した。


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