CRI・ミドルウェア、18年9月期は営業益3.3倍と大幅な増益に 「CRIWARE」のスマホ向け許諾販売や大手顧客向け一括契約の獲得で売上伸長
CRI・ミドルウェア<3698>は、11月8日、2018年9月期の連結決算を発表、売上高16億4100万円(前々期比30.4%増)、営業利益4億100万円(同3.3倍)、経常利益4億1300万円(同3.4倍)、最終利益2億8400万円(同3.5倍)と大幅な増益を達成した。なお、会社側計画対比では、売上高で5.9%、営業利益で27.3%、経常利益で31.1%、最終利益で30.9%上回っての着地となっている。
2018年5月に完全子会社化したウェブテクノロジと研究開発、営業両面で連携し、顧客への提案強化に取り組んだ。また、資本業務提携先のイスラエル企業Terafence社と共同で製品開発を進め、IoTサイバーセキュリティソリューションの提供を行っている。
ゲーム分野においては、国内ではミドルウェア「CRIWARE」のスマートフォン向け許諾販売や大手顧客向け一括契約の獲得により売上が伸長した。組込み分野は、業務用エンターテインメント機器及び音響機器向けの開発案件の受注獲得により、遊技機向けの受注減少をカバーし、計画どおりの売上となった。
医療ヘルスケア分野は、第4四半期に既存顧客からの大型システム開発案件の追加受注により、計画を上回る売上を計上した。新規分野においては、WEB動画ミドルウェア「LiveAct PRO」の新規契約獲得が順調に進捗した。
なお、2019年9月期通期の連結業績予想については、売上高19億円(前期比15.8%増)、営業利益4億1000万円(同2.1%増)、経常利益4億2000万円(同1.5%増)、最終利益2億9100万円(同2.4%増)の見込み。
2018年5月に完全子会社化したウェブテクノロジと研究開発、営業両面で連携し、顧客への提案強化に取り組んだ。また、資本業務提携先のイスラエル企業Terafence社と共同で製品開発を進め、IoTサイバーセキュリティソリューションの提供を行っている。
ゲーム分野においては、国内ではミドルウェア「CRIWARE」のスマートフォン向け許諾販売や大手顧客向け一括契約の獲得により売上が伸長した。組込み分野は、業務用エンターテインメント機器及び音響機器向けの開発案件の受注獲得により、遊技機向けの受注減少をカバーし、計画どおりの売上となった。
医療ヘルスケア分野は、第4四半期に既存顧客からの大型システム開発案件の追加受注により、計画を上回る売上を計上した。新規分野においては、WEB動画ミドルウェア「LiveAct PRO」の新規契約獲得が順調に進捗した。
なお、2019年9月期通期の連結業績予想については、売上高19億円(前期比15.8%増)、営業利益4億1000万円(同2.1%増)、経常利益4億2000万円(同1.5%増)、最終利益2億9100万円(同2.4%増)の見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社CRI・ミドルウェア
- 設立
- 2001年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3698