Cygames、『Shadowverse』で3月28日に実施する予定のカード能力の変更内容とその経緯を発表



Cygamesは、『Shadowverse(シャドウバース)』で3月28日に予定しているカード能力の変更について、変更の内容を発表するとともに、変更の経緯について説明を行った。《暗黒の召喚士》の下方修正を行い、分解時のレッドエーテルの増量を行う一方、一部の情報修正を行うとのこと。



■変更の内容と経緯
「ローテーション」フォーマットと「アンリミテッド」フォーマットについて、3月上旬の高ランクユーザーの対戦データを集計したところ、勝率でも使用率でも大きな問題はなく、カードの下方修正となる変更は必要ないと判断した、としている。

先攻時の勝率について、高ランクユーザーの「ローテーション」フォーマットの対戦データでは、全デッキの総計で51.3%でした(2月上旬の対戦データでは51.9%)。高ランクユーザーの「アンリミテッド」フォーマットの対戦データでは、全デッキの総計で52.5%でした(2月上旬の対戦データでは52.7%)。

Shadowverse運営事務局は、カードパックを追加するタイミングで「アンリミテッド」フォーマットでの1枚制限カードや禁止カードの見直しを行っているという。

「ローテーション」フォーマットの対戦データを基に下方修正したカードを、「ローテーション」フォーマットで使用できなくなるタイミングで変更前に戻すことも検討しているという。

今回、各クラス1枚ずつ、1枚制限を解除、または能力を変更前に戻すことを決定したとのこと。また、「アンリミテッド」フォーマットの対戦データではネメシスクラスの使用率が低くなっているため、ネメシスクラスのカード1枚を追加で上方修正する。

同社では、今回の変更により、「アンリミテッド」フォーマットが、さらに多様で流動性のあるゲーム環境になると想定しているという。





《導きの妖精姫・アリア》
→1枚制限を解除

《グレモリー》
→1枚制限を解除




《ルナルの魔術師・プリス》
【ファンファーレ】相手のフォロワー1体に「自分の他の手札のニュートラル・カードの枚数」と同じダメージ。
→【ファンファーレ】相手のフォロワー1体に「自分の他の手札のニュートラル・カードの枚数」と同じダメージ。
【エンハンス】7; その後、このフォロワーは進化する。




《ウロボロス》
(進化前)【ファンファーレ】相手のリーダーか相手のフォロワー1体に3ダメージ。
【ラストワード】ウロボロス1枚を手札に加える。
→【ファンファーレ】相手のリーダーか相手のフォロワー1体に3ダメージ。
【ラストワード】自分のリーダーを3回復。ウロボロス1枚を手札に加える。
(進化後)【ラストワード】ウロボロス1枚を手札に加える。
→【ラストワード】自分のリーダーを3回復。ウロボロス1枚を手札に加える。




《昏き底より出でる者》
(進化前)【潜伏】
このフォロワーが【潜伏】状態で攻撃したなら、相手のリーダーに5ダメージ。
【ラストワード】このフォロワーが【潜伏】状態で破壊されたなら、相手のリーダーに5ダメージ。
→【潜伏】
このフォロワーが【潜伏】状態で攻撃したなら、相手のリーダーに6ダメージ。
【ラストワード】このフォロワーが【潜伏】状態で破壊されたなら、相手のリーダーに6ダメージ。
(進化後)【潜伏】
このフォロワーが【潜伏】状態で攻撃したなら、相手のリーダーに5ダメージ。
【ラストワード】このフォロワーが【潜伏】状態で破壊されたなら、相手のリーダーに5ダメージ。
→【潜伏】
このフォロワーが【潜伏】状態で攻撃したなら、相手のリーダーに8ダメージ。
【ラストワード】このフォロワーが【潜伏】状態で破壊されたなら、相手のリーダーに8ダメージ。




《騎士王・アーサー》
コスト8
→コスト7
(進化前)攻撃力3/体力7 (進化後)攻撃力5/体力9
→(進化前)攻撃力2/体力6 (進化後)攻撃力4/体力8

《黄金郷の獅子》
コスト9
→コスト7





《復讐の人形遣い・ノア》
コスト10
→コスト9

《デウスエクスマキナ》
コスト6
→コスト5




また、3月上旬の全ユーザーの「2Pick」フォーマットでの対戦データを同社で集計したところ、ウィッチクラスの勝率が59.0%と高く、他のクラスの勝率と比べると1強状態だった。そこで、2Pickの勝率に寄与することが多いブロンズレア、シルバーレアの中から勝率への寄与度が特に高い《暗黒の召喚士》を変更することにした。先攻時の勝率について、全ユーザーの「2Pick」フォーマットの対戦データでは、全デッキの総計で48.0%だった。



《暗黒の召喚士》
コスト7
→コスト8


■変更にともなう補償について
《暗黒の召喚士》を分解したときに得られるレッドエーテル
ノーマル版:50個 → 200個
プレミアム版:120個 → 200個

この対応は、3月28日のメンテナンスから4月25日に予定しているメンテナンスまでの期間限定であり、期間が過ぎると元の個数に戻る。


■変更にともなう2Pickのデッキについて
2Pickにて、今回変更するカードをデッキに編成した状態で中断していた場合、3月28日のメンテナンス以降、変更後のカード能力になる。


■今後について
Shadowverse運営事務局ではユーザーの対戦データを集計し、より良いゲーム環境にするために、必要に応じてカードの能力やコストの変更、「アンリミテッド」での1枚制限カード指定や禁止カード指定を行う。下方修正となる場合や制限指定、禁止指定を行う場合は、分解したときに得られるレッドエーテルの個数の変更によって補償を行う。

次回のカード能力の変更の予定日は4月25日で、変更がある場合は事前に告知する。その日付以外でも、Shadowverse運営事務局が緊急と認めた場合には、カード能力の変更などをすることによって、ゲーム環境を迅速に適正化する、としている。


 
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