KLab<3656>は、8月8日、2019年12月期の第2四半期連結決算を発表するとともに、東京都内で決算説明会を開催した。決算説明会では、専務取締役CFOの高田和幸氏と代表取締役社長CEOの森田英克氏(写真)による説明が行われた。今回は、その中から再び売上高で約30億円規模に伸長した同社の海外展開について取り上げたい。
今回の海外売上高の伸長のけん引役を担ったのは、中国の崑崙と共同開発した『BLEACH 境・界-魂之觉醒:死神』だ。この第2四半期期間(4~6月)は、3月にリリースした東南アジア向けがフル寄与したことに加え、5月にリリースした韓国向けも売上高に寄与した。この『BLEACH』の展開については、「どのエリアも順調」(森田氏)としており、同社の海外展開における新たな柱として着実に育っているようだ。
また、この四半期は6月に中国大陸向け『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』となる『队长小翼:最强十一人』を正式版にアップデートしており、次の第3四半期にはその収益動向も注目されることになりそうだ。
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656