【モバイルファクトリー決算説明会速報】新作位置ゲームのリリース目標は「2020年の夏くらい」(深井COO) ブロックチェーンサービスの開発ペース変更も
モバイルファクトリー<3912>は、10月18日、東京都内で決算説明会を開催した。説明会では、同社の深井COO(写真)と執行役員の佐藤氏が2019年12月期の第3四半期(1~9月)の決算や事業の概要についてを説明した後、質疑応答が行われた。今回はその中から同社が開発中であることを明らかにした新作について取り上げたい。
新作は、位置情報連動型ゲームということになるが、現時点では「タイトルの具体的な内容は申し上げられない」(深井COO)とのこと。また、2020年中のリリース予定としているが、「2020年の夏くらいまでには出したい」(同)としていた。
これまで開発リソースのすべてをブロックチェーンサービスに振り分けていた形から今回、位置ゲームの新作開発にリソースを振り分けたことについては、ブロックチェーン側の動きとして、イーサリアムが2020年に2.0へのアップデートを予定していることも影響しているという。このイーサリアムのアップデートを待つ形にブロックチェーンサービス関連の開発のロードマップを変更したことで、位置ゲームに開発リソースを振り分けることが可能となったようだ。
なお、ブロックチェーン関連の「中長期ビジョンは変えていない」(同)とのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912