日本ファルコム、19年9月期は売上高4%増、営業益14%増で着地 「イース」シリーズ最新作を発売 ライセンス部門の売上高が33%増と好調

日本ファルコム<3723>は、11月7日、2019年9月期の決算(非連結)を発表、売上高24億5400万円(前々期比4.1%増)、営業利益14億7000万円(同13.9%増)、経常利益14億7200万円(同13.7%増)、最終利益10億600万円(同20.2%増)となった。
 

期中は、PS4向けゲームソフト『イース セルセタの樹海:改』と、「イース」シリーズ最新作『イースⅨ-Monstrum NOX-(モンストルム・ノクス)』を発売した。また、スマートフォンアプリやブラウザゲームなど、引き続き多方面で同社のIPコンテンツを活用するとともに、引き続きダウンロード販売の強化を実施した。さらに今年で「軌跡」シリーズ生誕15周年を迎えるにあたり、各種イベントの開催も行った。

スマートフォン向けでは、ライセンス部門において、2019年7月に中国地域においてスマートフォン向けストーリーRPG『英雄伝説 星の軌跡』、2019年9月には新作MMORPG『空の軌跡』が配信開始となった。また、中国のLinekong Entertainment Technologyと『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ・オブ・ダーナ)』のスマートフォン用アプリの全世界配信契約を締結した。

各部門ごとの売上高は、製品部門が8億1100万円(前年同期比27.8%減)、ライセンス部門が16億4200万円(同33.2%増)とライセンス部門が大幅な増収を達成した。

なお、2020年9月期通期の業績予想は、売上高21億円(前期比14.4%減)、営業利益10億円(同32.0%減)、経常利益10億円(同32.1%減)、最終利益6億8000万円(同32.4%減)の見込み。
 
日本ファルコム株式会社
http://www.falcom.co.jp/

会社情報

会社名
日本ファルコム株式会社
設立
1981年3月
代表者
代表取締役社長 近藤 季洋
決算期
9月
直近業績
売上高25億3300万円、営業利益14億6000万円、経常利益15億7300万円、最終利益10億2700万円(2022年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3723
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