ベクター、3Q営業益は4600万円の黒字に転換 オンラインゲーム事業譲渡の受取手数料が想定上回る ソフト販売で消費増税前の駆け込み需要も
ベクター<2656>は、1月24日、2020年3月期の第3四半期累計(4~12月)の決算(非連結)を発表、営業収益7億4200万円(前年同期比2.8%減)、営業利益4600万円(前年同期1億9400万円の赤字)、経常利益4700万円(同1億9300万円の赤字)、最終利益4500万円(同1億9600万円の赤字)となった。
公表していた第3四半期業績予想との比較では、売上高が1.8%増、営業利益が19.9%増、経常利益が32.2%増、最終利益が34.7%増といずれも上ブレしての着地となっている。利益面については、営業外収益として計上しているオンラインゲーム事業の譲渡に伴う受取手数料が当初の予想よりも多い結果となったことが影響しているという。
主な事業セグメントごとの状況は下記のとおり。
①App Pass事業
App Pass事業の販売金額は3億9200万円(前年同期の販売金額はなし)となった。2019年1月よりApp Pass運用受託を開始したことにより、App Pass事業として設定している。App Pass利用者数に応じた収入が当該事業の販売金額となっている。
②ソフトウェア販売事業
ソフトウェア販売事業の販売金額は2億8600万円(前年同期比6.5%増)となった。法人向け市場は底堅く推移し、個人向け市場は減少が続いていたが、法人向け市場への利便性を高めるサービスの拡充、拡販施策などの実施と、消費増税前に一定の駆け込み需要があったことなどで販売金額は増加した。
③サイト広告販売事業
サイト広告販売事業の販売金額は2400万円(同19.0%減)となった。ネットワーク配信型広告の営業収益は、配信単価の下落の影響を受けて減少した。
なお、新たに発表した2020年3月期通期の業績予想は、営業収益9億2800万円(前期比19.3%減)、営業利益2100万円、経常利益2200万円、最終利益2000万円の見込み。
公表していた第3四半期業績予想との比較では、売上高が1.8%増、営業利益が19.9%増、経常利益が32.2%増、最終利益が34.7%増といずれも上ブレしての着地となっている。利益面については、営業外収益として計上しているオンラインゲーム事業の譲渡に伴う受取手数料が当初の予想よりも多い結果となったことが影響しているという。
主な事業セグメントごとの状況は下記のとおり。
①App Pass事業
App Pass事業の販売金額は3億9200万円(前年同期の販売金額はなし)となった。2019年1月よりApp Pass運用受託を開始したことにより、App Pass事業として設定している。App Pass利用者数に応じた収入が当該事業の販売金額となっている。
②ソフトウェア販売事業
ソフトウェア販売事業の販売金額は2億8600万円(前年同期比6.5%増)となった。法人向け市場は底堅く推移し、個人向け市場は減少が続いていたが、法人向け市場への利便性を高めるサービスの拡充、拡販施策などの実施と、消費増税前に一定の駆け込み需要があったことなどで販売金額は増加した。
③サイト広告販売事業
サイト広告販売事業の販売金額は2400万円(同19.0%減)となった。ネットワーク配信型広告の営業収益は、配信単価の下落の影響を受けて減少した。
なお、新たに発表した2020年3月期通期の業績予想は、営業収益9億2800万円(前期比19.3%減)、営業利益2100万円、経常利益2200万円、最終利益2000万円の見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社べクターホールディングス
- 設立
- 1989年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 渡邊 正輝/代表取締役副社長 加藤 彰宏
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2656