フェイス、第3四半期は営業利益78%増の5.22億円…日本コロムビアを中心とするレーベル事業の採算改善で
フェイス<4295>が2月13日の発表した第3四半期累計(19年4-12月)の連結業績は、売上高が前年同期比で3.6%減の152億2600万円と減収となった。コンテンツ事業における新規事業が売上に寄与したものの、主要な売上である既存のコンテンツ配信サービスの売上は引き続き減少したほか、レーベル事業の売上がマイナスとなったことが響いた。
営業利益は同78.8%増の5億2200万円と大幅な増益となった。レーベル事業の利益率の改善が主な要因だ。
また経常利益は5億6400万円(前年同期は3億6300万円の赤字)と黒字転換となった。営業利益の増加に加えて、前年同期に計上された6億9200万円の持分法による投資損失が今期は計上されなかったことによる。
ただ、最終損益は3億3100万円の赤字と、前年同期の3億0700万円に続いて赤字となった。特別損失として、投資有価証券評価損5億4900万円を計上したことによる。
<コンテンツ事業>
アーティスト向けプラットフォーム「Fans'」や「FaRao PRO」などの新規事業の売上が寄与し、売上高は同7.9%増の27億3200万円となったが、キャリア公式サイトサービスの売上減少と、新規事業の進捗の遅れに伴い、営業損益は4億5300万円の赤字(前年同期は4億0600万円の赤字)となった。
<ポイント事業>
業績については、既存加盟店でのポイント発行が、販売促進施策の展開により堅調に推移し、売上高は前年同期比0.4%増の20億6000万円となった。営業利益は、倉庫集約化等のコスト削減に伴い、前年同期比22.0%増の1億0900万円となった。
<レーベル事業>
ドリーミュージックのアニメ関連商品と日本コロムビアのアニメ作品、ゲーム作品の売上が前年同期に比べ減少したため、売上高は前年同期比6.9%減の104億3200万円となった。営業利益は、新たに連結子会社となったKSRの業績が堅調であったことや、日本コロムビアにおいて所属アーティストのライブ売上が好調であったこと、音源使用にかかる売上の堅調な推移などにより、前年同期比43.3%増の8億6900万円となった。
営業利益は同78.8%増の5億2200万円と大幅な増益となった。レーベル事業の利益率の改善が主な要因だ。
また経常利益は5億6400万円(前年同期は3億6300万円の赤字)と黒字転換となった。営業利益の増加に加えて、前年同期に計上された6億9200万円の持分法による投資損失が今期は計上されなかったことによる。
ただ、最終損益は3億3100万円の赤字と、前年同期の3億0700万円に続いて赤字となった。特別損失として、投資有価証券評価損5億4900万円を計上したことによる。
<コンテンツ事業>
アーティスト向けプラットフォーム「Fans'」や「FaRao PRO」などの新規事業の売上が寄与し、売上高は同7.9%増の27億3200万円となったが、キャリア公式サイトサービスの売上減少と、新規事業の進捗の遅れに伴い、営業損益は4億5300万円の赤字(前年同期は4億0600万円の赤字)となった。
<ポイント事業>
業績については、既存加盟店でのポイント発行が、販売促進施策の展開により堅調に推移し、売上高は前年同期比0.4%増の20億6000万円となった。営業利益は、倉庫集約化等のコスト削減に伴い、前年同期比22.0%増の1億0900万円となった。
<レーベル事業>
ドリーミュージックのアニメ関連商品と日本コロムビアのアニメ作品、ゲーム作品の売上が前年同期に比べ減少したため、売上高は前年同期比6.9%減の104億3200万円となった。営業利益は、新たに連結子会社となったKSRの業績が堅調であったことや、日本コロムビアにおいて所属アーティストのライブ売上が好調であったこと、音源使用にかかる売上の堅調な推移などにより、前年同期比43.3%増の8億6900万円となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社フェイス
- 設立
- 1992年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 平澤 創
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4295
会社情報
- 会社名
- 日本コロムビア株式会社
- 設立
- 1910年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 阿部 三代松
会社情報
- 会社名
- ドリーミュージック