クックパッド、第1四半期の営業利益は35%減の1.91億円…広告売上とキャリアとのレベニューシェア減少

クックパッド<2193>は、5月8日、2020年12月期の第1四半期(1~3月)の連結決算(IFRS)を発表し、売上収益27億5100万円(前年同期比6.3%減)、営業利益1億9100万円(同35.7%減)、最終利益1億3800万円(同35.4%減)と大幅減益となった。

 


国内レシピサービス広告売上と通信キャリアとのレベニューシェア型の売上が減少したことが主な要因だ。国内の人員数の減少とそれに伴う費用が減少したことで販売管理費が減ったが、減収分はカバーできなかった。

売上の内訳は以下のとおり。

・国内のレシピサービス会員売上:18億1300万円(同0.8%減)だった。主に前年同期と比較したプレミアムサービス会員が4.3万人減少したことによる。
・国内レシピサービス広告売上:6億5900万円(同13.1%減)だった。これは主にネットワーク広告単価が下落したことによる。


また、最終利益の減益については、法人税等の計上に加えて、CookpadTVにおいて非支配持分に帰属する四半期損益が発生したことが響いた。
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