米国の調査会社Sensor Towerは、5月14日付けのレポート「Top Mobile Games by Worldwide Revenue for April 2020」で、Tencentの『PUBG Mobile』が2020年4月のモバイルゲーム売上ランキングで首位をキープし、そのプレイヤー支出が2億2520万ドル(約241億円)に達したとの推計結果を公表した。
この数字は2019年4月から241.4%増になるという。収益の58.8%以上は中国からのものとのこと。
2位には同じくTencentの『Honor of Kings』がランクインした。こちらも先月と変わらず順位を保っている。4月の売上は1億5600万ドル(約167億円)以上を記録している。Honor of Kingの収益の約94.4%は中国からになる。3位にはRobloxの『Roblox』がランクインした。
日本のタイトルでは、ミクシィ<2121>の『モンスターストライク』が先月より1ランクダウンの4位、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が6位と先月より3ランクアップとなっている。
また4月の注目として、App Storeの収益ランキングで、Epic Gamesの『Fortnite』が9位とTOP10入りを果たしたことだ。
同タイトルでは、4月後半にラッパーのTravis Scottのゲーム内ライブなどが大きく寄与したと見られ、9位にランクインしている。
同月よりGoogle Playでも配信を開始しており、今後総合ランキングにも姿を表すか楽しみなところだ。4月の総合ランキングに関しては、3月と比べTOP10内のタイトルの顔ぶれは変わらず、順位だけが上下する結果になった。
5月移行、この中に割って入るタイトルが現れるか注目したい。
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Top Mobile Games by Worldwide Revenue for April 2020
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