タカラトミー、20年3月期は売上高6%減、営業益25%減に ボーイズ商品の販売が苦戦 新型コロナ流行の前期業績への影響は限定的

タカラトミー<7867>は、5月19日、2020年3月期の連結決算を発表、売上高1648億円(前々期比6.8%減)、営業利益106億円(同25.8%減)、経常利益102億円(同28.7%減)、最終利益45億円(同51.5%減)となった。
 

新型コロナウイルスの感染拡大については、同社グループではかねて、生産地移管「チャイナプラスワン」を推進していたこともあり、生産面への影響は限定的なものに留まった。また、第4四半期期間(1~3月)は、店頭における購買動向に大きな影響はなく、業績に与える影響は限定的だった。

日本においては、「トミカ」単品や「トミカプレミアム」などの販売が伸長するとともに、発売60周年となる「プラレール」は各種マーケティング施策が奏功し堅調に推移した。10月より新たなテレビアニメ放送を開始した「ゾイドワイルド」は改造遊びが人気となった。

また、女児向け特撮テレビドラマシリーズ「ひみつ×戦士 ファントミラージュ!」の関連商品が好調に推移するとともに、液晶トイ「すみっコぐらし すみっコさがし」や動物フィギュア「アニア」などが人気を集めた。さらに、映画「トイ・ストーリー4」および「アナと雪の女王2」関連商品の販売が伸長した。

一方、ボーイズ商品においては販売が大幅に減少した。「ベイブレードバースト」は会社想定以上の販売を維持し、長く人気が続いているが、前期比では減少した。「トランスフォーマー」は、前期に展開した映画関連商品販売の反動減から海外向け輸出が減少するとともに、「デュエル・マスターズ」は競争環境の変化もあり軟調に推移した。また、2019年4月よりテレビアニメ放送を開始したボーイズ新規商品の販売も苦戦した。

ガールズ商品では、「リカちゃん」が誕生50周年から2年にわたり好調であった反動などから販売が減少した。ほか、グローバル戦略商品として「Rizmo(リズモ)」を投入したものの販売は伸び悩んだ。

12月には、新たにスマートフォン向けカードゲームアプリ『DUEL MASTERS PLAY'S(デュエル・マスターズ プレイス)』の配信を開始し、2月には第2弾カードパックを配信している。

■2021年3月期予想は未定
なお、2021年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルスによる影響を合理的に算定することが困難なことから、現時点での業績予想は未定としている。
株式会社タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社タカラトミー
設立
1953年1月
代表者
代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
決算期
3月
直近業績
売上高1654億4800万円、営業利益123億4400万円、経常利益126億6600万円、最終利益91億1400万円(2022年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7867
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