Aiming、2Q(1~6月)は売上高17%減、1.8億円の営業赤字を計上 『DQタクト』寄与の3Qは一転、売上高83%増、10億円の営業黒字転換見込む

Aiming<3911>は、7月30日、2020年12月期の第2四半期累計(1~6月)の決算(非連結)を発表、売上高24億3400万円(前年同期比17.8%減)、営業損益1億8400万円の赤字(前年同期3億7500万円の赤字)、経常損益1億8800万円の赤字(同3億8400万円の赤字)、最終損益1億9700万円の赤字(同4億6900万円の赤字)となった。
 

第2四半期累計期間において、サービス中タイトルの減少と開発中タイトルの本数をかんがみ、台湾スタジオの従業員数の最適化を実施した。また、4月1日を効力発生日として、ドキドキグルーヴワークスへ大阪スタジオを譲渡しており、第2四半期以降の人件費や拠点維持にかかる費用が削減された。

オンラインゲーム事業は、有名IPとのコラボレーションを実施した『剣と魔法のログレス いにしえの女神』やサービス開始1周年を迎えたPS4版『CARAVAN STORIES』が好調に推移した。『剣と魔法のログレス いにしえの女神』や『CARAVAN STORIES』は、今後もより効率的な運営体制を構築することで、収益改善を図っていくとしている。

また、7月16日に正式サービスを開始した、スクウェア・エニックスとの共同開発タイトル『ドラゴンクエストタクト』は、第3四半期以降に利益貢献することが見込まれている。

なお、同社は、スマートフォンを中心としたオンラインゲーム事業を展開しており、短期的な変化が激しいことなどから2020年12月期通期の見通しは、適正かつ合理的な数値の算出が困難であるとして非開示。第3四半期累計(1~9月)の業績予想を開示しており、売上高77億8600万円(前年同期比83.1%増)、営業利益10億100万円、経常利益9億9400万円、最終利益8億4700万円の見込みとしている。