ソニー、ゲーム事業の第3四半期は営業益50%増の802億円 ゲームソフトやPS PLUSが貢献 PS5は製造費を下回る販売価格と戦略的な「逆ザヤ」に
ソニー<6758>の第3四半期(20年10~12月)におけるゲーム&ネットワークサービス分野の業績は、売上高が前年同期比39.7%増の8832億円と大幅増収を達成した。新型ハード「プレイステーション5」の増収に加えて、アドオンコンテンツを含むゲームソフト販売が好調に推移したことが主な要因だ。
営業利益も同49.9%増の802億円と大きく伸びた。「プレイステーション5」の製造コストを下回る戦略的な価格設定による「逆ザヤ」による損失や、その広告宣伝費などが重しとなったが、ゲームソフトやPS PLUS、プレイステーション4のハードウェアの収益性改善が増益に寄与したという。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)
- 設立
- 1993年11月
- 代表者
- 暫定CEO 十時 裕樹