フリュー<6238>は、2月14日、2021年3月期の第3四半期累計(4-12月)の決算を発表し、売上高178億0900万円(前年同期比13.5%減)、営業利益16億6800万円(同46.9%減)、経常利益16億4900万円(同47.2%減)、最終利益は11億2900万円(同53.6%減)となった。「鬼滅の刃」を中心とする人気漫画のクレーンゲーム景品が大きく伸びたものの、プリントシール事業とゲーム・アニメ関連の事業が赤字となるなど苦戦した。
・売上高:178億0900万円(同13.5%減)
・営業利益:16億6800万円(同46.9%減)
・経常利益:16億4900万円(同47.2%減)
・最終利益:11億2900万円(同53.6%減)
セグメント別の経営成績は、次のとおりである。
(プリントシール事業)
プリントシール事業では、4月から5月にかけて日本国内における緊急事態宣言が発令され、アミューズメント施設の臨時休業が発生し、市場環境が急速に悪化したため、第1四半期の総プレイ回数は344万回(同30.6%)まで落ち込んだ。
その後は、施設の再開とともに市場環境は改善したため、第2四半期の総プレイ回数は920万回(同72.4%)、第3四半期の総プレイ回数は867万回(同80.7%)まで回復した。以上から第3四半期累計のプレイ回数については、2131万回(同61.4%)となった。
また、7月にプリントシール機の新機種「CAOLABO(かおラボ)」、10月に「午前0時のタイムリミット」を発売したが、前年同期の商戦と比べて、出荷総数は同水準であるものの、売切りの出荷比率が減少し、レンタル方式の出荷比率が増加した。
この結果、第3四半期累計の売上高は44億2000万円(同41.2%減)、営業損失は5億7800万円(前年同期 営業利益13億5900万円)となった。
(コンテンツ・メディア事業)
コンテンツ・メディア事業では、プリントシール画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」の有料会員数が、プレイ回数の動向を受け、5月末まで前月比で減少していたが、その後増加に転じ、12月末においては153万人(前年同期は164万人)となった。
カラーコンタクトレンズの販売については、2020年6月に自社オリジナルブランド商品の「BELLSiQUE(ベルシーク)」を発売した。一方で、日本国内における緊急事態宣言に伴う施設の休業や外出自粛によるカラーコンタクトレンズの装着機会減少を受け、売上高が同で減少した。
また、運用型広告事業を中心として、若年女性層の顧客基盤を活かした新規事業開発に取り組んだ。
この結果、第3四半期累計の売上高は63億9800万円(同5.1%減)、営業利益は27億0100万円(同8.9%減)となった。
(キャラクタ・マーチャンダイジング事業)
キャラクタ・マーチャンダイジング事業では、4月、5月のアミューズメント施設の臨時休業により市場環境が悪化したものの、「鬼滅の刃」など人気漫画作品等の多数の新規キャラクター版権の獲得とその商品化を行い、クレーンゲーム景品及び高価格帯ホビー商品の販売は好調に推移した。この結果、第3四半期累計の売上高は56億8900万円(同21.7%増)、営業利益は6億円(同163.4%増)となった。
(ゲーム事業)
家庭用ゲームソフト事業については、新作タイトルの開発及び旧作品の販売に取り組んだ。ゲームアプリ事業においては、既存の恋愛シミュレーションゲームの売上が堅調に推移した。
アニメ事業においては、TVアニメ「ゆるキャン△」シリーズのショートアニメ「へやキャン△」のBlu-ray及び「ゆるキャン△」のBlu-ray BOXを発売した。また、「ゆるキャン△ SEASON2」の映画の上映に向けた企画やプロモーションに取り組んだ。この結果、第3四半期累計の売上高は12億9900万円(同20.9%減)、営業損失は3000万円(前年同期 営業損失6000万円)となった。
2021年3月通期の見通しは以下のとおり。
・売上高:245億円(前期比10.7%減)
・営業利益:20億円(同45.0%減)
・経常利益:20億円(同45.3%減)
・最終利益:13億5000万円(同55.3%減)
・売上高:178億0900万円(同13.5%減)
・営業利益:16億6800万円(同46.9%減)
・経常利益:16億4900万円(同47.2%減)
・最終利益:11億2900万円(同53.6%減)
セグメント別の経営成績は、次のとおりである。
(プリントシール事業)
プリントシール事業では、4月から5月にかけて日本国内における緊急事態宣言が発令され、アミューズメント施設の臨時休業が発生し、市場環境が急速に悪化したため、第1四半期の総プレイ回数は344万回(同30.6%)まで落ち込んだ。
その後は、施設の再開とともに市場環境は改善したため、第2四半期の総プレイ回数は920万回(同72.4%)、第3四半期の総プレイ回数は867万回(同80.7%)まで回復した。以上から第3四半期累計のプレイ回数については、2131万回(同61.4%)となった。
また、7月にプリントシール機の新機種「CAOLABO(かおラボ)」、10月に「午前0時のタイムリミット」を発売したが、前年同期の商戦と比べて、出荷総数は同水準であるものの、売切りの出荷比率が減少し、レンタル方式の出荷比率が増加した。
この結果、第3四半期累計の売上高は44億2000万円(同41.2%減)、営業損失は5億7800万円(前年同期 営業利益13億5900万円)となった。
(コンテンツ・メディア事業)
コンテンツ・メディア事業では、プリントシール画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」の有料会員数が、プレイ回数の動向を受け、5月末まで前月比で減少していたが、その後増加に転じ、12月末においては153万人(前年同期は164万人)となった。
カラーコンタクトレンズの販売については、2020年6月に自社オリジナルブランド商品の「BELLSiQUE(ベルシーク)」を発売した。一方で、日本国内における緊急事態宣言に伴う施設の休業や外出自粛によるカラーコンタクトレンズの装着機会減少を受け、売上高が同で減少した。
また、運用型広告事業を中心として、若年女性層の顧客基盤を活かした新規事業開発に取り組んだ。
この結果、第3四半期累計の売上高は63億9800万円(同5.1%減)、営業利益は27億0100万円(同8.9%減)となった。
(キャラクタ・マーチャンダイジング事業)
キャラクタ・マーチャンダイジング事業では、4月、5月のアミューズメント施設の臨時休業により市場環境が悪化したものの、「鬼滅の刃」など人気漫画作品等の多数の新規キャラクター版権の獲得とその商品化を行い、クレーンゲーム景品及び高価格帯ホビー商品の販売は好調に推移した。この結果、第3四半期累計の売上高は56億8900万円(同21.7%増)、営業利益は6億円(同163.4%増)となった。
(ゲーム事業)
家庭用ゲームソフト事業については、新作タイトルの開発及び旧作品の販売に取り組んだ。ゲームアプリ事業においては、既存の恋愛シミュレーションゲームの売上が堅調に推移した。
アニメ事業においては、TVアニメ「ゆるキャン△」シリーズのショートアニメ「へやキャン△」のBlu-ray及び「ゆるキャン△」のBlu-ray BOXを発売した。また、「ゆるキャン△ SEASON2」の映画の上映に向けた企画やプロモーションに取り組んだ。この結果、第3四半期累計の売上高は12億9900万円(同20.9%減)、営業損失は3000万円(前年同期 営業損失6000万円)となった。
■2021年3月通期の見通し
2021年3月通期の見通しは以下のとおり。
・売上高:245億円(前期比10.7%減)
・営業利益:20億円(同45.0%減)
・経常利益:20億円(同45.3%減)
・最終利益:13億5000万円(同55.3%減)
会社情報
- 会社名
- フリュー株式会社
- 設立
- 2007年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 三嶋 隆
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高427億6800万円、営業利益37億7100万円、経常利益37億3500万円、最終利益24億9100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6238