ドリコム<3793>は、この日(5月13日)、2021年3月通期の決算を発表し、売上高118億4000万円(前の期比16.7%増)、営業利益20億5200万円(同232.7%増)、経常利益20億1900万円(同217.5%増)、最終利益16億2400万円(同128.4%増)と大幅増益を達成した。利益は創業以来、過去最高になったとのこと。
・売上高:118億4000万円(前の期比16.7%増)
・営業利益:20億5200万円(同232.7%増)
・経常利益:20億1900万円(同217.5%増)
・最終利益:16億2400万円(同128.4%増)
『アイドルマスター シャイニーカラーズ』や『ONE PIECE トレジャークルーズ』など引き続きIPゲームを中心に運用中タイトルが順調に推移した。前期末に譲受したオリジナルタイトル「ぼくとドラゴン」についても、運用チームの移行が順調に進み、
またグループ一体となっての運用効率に向けた取り組みも功を奏し、引き続き安定的に収益寄与した。同時に、不採算タイトルへの対応も着実に進み、ほぼ全タイトルが安定的に利益を計上する状態になった。
①ゲーム事業
売上高は117億5600万円(前期比21.0%増)、セグメント利益は24億1700万円(前期比177.6%増)となった。
他社IPゲームについては、前期を通じていずれのタイトルも安定的にユーザーの支持を集め、順調な推移を維持した。オリジナルゲームについても、配信開始から8年を迎える長期運用タイトル、及び前期末に譲受したタイトル「ぼくとドラゴン」を中心に売上水準を維持し、安定的に業績寄与した。運用タイトルの増加、及び運用中タイトルの順調な推移を受け、売上高は前年同期比で増加した。
利益については、昨年より注力している不採算タイトルへの対応が一層進んだ他、運用効率化及び足元の経済情勢を鑑みた費用抑制の影響もあり、費用発生が前年同期比で減少した結果、営業利益は前年同期比で増加した。
②メディア事業
売上高は8500万円(前期比80.3%減)、セグメント損失は3億6400万円(前期はセグメント損失2億5300万円)となった。
位置情報と3DリアルマップによるARスマートフォンアプリ構築プラットフォーム『AROW』などを試験的に立ち上げ、事業化に向けた試行を重ねた。2020年9月には音楽領域での新たな試みである『AKROGRAM』、2020年12月にはtwitterを活用したマーケティングサービス『Rooot』や同社が過去大規模サービスの開発・運用から培ったノウハウを活かした「負荷テストサービス」をローンチした。
本事業セグメントの前期業績については、売上高については広告事業からの撤退したことから、前年同期比で減少した。費用については、新規サービスの多くが事業開発段階にあることから費用先行が続いており、開発の進展にともない前年同期比で増加した。
2022年3月期の見通しは非開示。第1四半期(4~6月)のみ開示しており、売上高27億円(前年同期比18.3%減)、営業利益3億5000万円(同43.9%減)、経常利益3億5000万円(同42.5%減)、最終利益2億5000万円(同46.5%減)とした。
・売上高:27億円(前年同期比18.3%減)
・営業利益:3億5000万円(同43.9%減)
・経常利益:3億5000万円(同42.5%減)
・最終利益:2億5000万円(同46.5%減)
・売上高:118億4000万円(前の期比16.7%増)
・営業利益:20億5200万円(同232.7%増)
・経常利益:20億1900万円(同217.5%増)
・最終利益:16億2400万円(同128.4%増)
『アイドルマスター シャイニーカラーズ』や『ONE PIECE トレジャークルーズ』など引き続きIPゲームを中心に運用中タイトルが順調に推移した。前期末に譲受したオリジナルタイトル「ぼくとドラゴン」についても、運用チームの移行が順調に進み、
またグループ一体となっての運用効率に向けた取り組みも功を奏し、引き続き安定的に収益寄与した。同時に、不採算タイトルへの対応も着実に進み、ほぼ全タイトルが安定的に利益を計上する状態になった。
①ゲーム事業
売上高は117億5600万円(前期比21.0%増)、セグメント利益は24億1700万円(前期比177.6%増)となった。
他社IPゲームについては、前期を通じていずれのタイトルも安定的にユーザーの支持を集め、順調な推移を維持した。オリジナルゲームについても、配信開始から8年を迎える長期運用タイトル、及び前期末に譲受したタイトル「ぼくとドラゴン」を中心に売上水準を維持し、安定的に業績寄与した。運用タイトルの増加、及び運用中タイトルの順調な推移を受け、売上高は前年同期比で増加した。
利益については、昨年より注力している不採算タイトルへの対応が一層進んだ他、運用効率化及び足元の経済情勢を鑑みた費用抑制の影響もあり、費用発生が前年同期比で減少した結果、営業利益は前年同期比で増加した。
②メディア事業
売上高は8500万円(前期比80.3%減)、セグメント損失は3億6400万円(前期はセグメント損失2億5300万円)となった。
位置情報と3DリアルマップによるARスマートフォンアプリ構築プラットフォーム『AROW』などを試験的に立ち上げ、事業化に向けた試行を重ねた。2020年9月には音楽領域での新たな試みである『AKROGRAM』、2020年12月にはtwitterを活用したマーケティングサービス『Rooot』や同社が過去大規模サービスの開発・運用から培ったノウハウを活かした「負荷テストサービス」をローンチした。
本事業セグメントの前期業績については、売上高については広告事業からの撤退したことから、前年同期比で減少した。費用については、新規サービスの多くが事業開発段階にあることから費用先行が続いており、開発の進展にともない前年同期比で増加した。
■2022年3月期の見通し
2022年3月期の見通しは非開示。第1四半期(4~6月)のみ開示しており、売上高27億円(前年同期比18.3%減)、営業利益3億5000万円(同43.9%減)、経常利益3億5000万円(同42.5%減)、最終利益2億5000万円(同46.5%減)とした。
・売上高:27億円(前年同期比18.3%減)
・営業利益:3億5000万円(同43.9%減)
・経常利益:3億5000万円(同42.5%減)
・最終利益:2億5000万円(同46.5%減)
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793