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イー・ガーディアン<6050>は、8月2日、2021年9月期の第3四半期累計(10~6月)の連結決算を発表、コロナ禍においても成長を続ける動画領域への注力などが奏功し、大幅な増収増益を達成した。
売上高72億800万円(前年同期比26.1%増)
営業利益13億8200万円(同43.5%増)
経常利益14億3900万円(同43.0%増)
最終利益9億1700万円(同33.6%増)
業務の種類別の業績は以下のとおり。
①ソーシャルサポート…売上高37億6500万円(前年同期比59.0%増)
新型コロナウイルスの影響によるリモートワークの増加や外出自粛によって、インターネットサービスは需要が増えたもの、減少したものなど大小様々な影響が出ている。その中で、同社はコロナ禍においても成長を続ける動画領域に注力した。これまでに蓄積したノウハウとAIの活用により高効率を実現し、売上を拡大した。
②ゲームサポート…売上高16億3000万円(同13.3%減)
グループ会社であるEGテスティングサービスが、ゲーム開発・運営の品質向上サポートを目的に、基準通りの設計であることを検査する「開発レギュレーションテスト」を開始した。
③アド・プロセス…売上高8億4200万円(同14.5%増)
専門性の高い審査を実施できる人材の育成を目的に「赤坂 Ad Process Lab」を開設した。
④サイバーセキュリティ…売上高4億7300万円(同71.8%増)
ジェイピー・セキュアは、100万サイトを超える導入実績がある国内利用サイト数1位のソフトウェア型WAFを提供した。グレスアベイルは、国内初のコンテナ型WAFである新開発の「GUARDIAX」の拡販に向け機能強化に取り組んだ。また、脆弱性診断においては、EGセキュアソリューションズが、グレスアベイルおよびジェイピー・セキュアとのグループシナジーを強みに、既存顧客への深耕営業や新規開拓を目指した。
⑤その他…売上高4億9500万円(同8.5%増)
EGテスティングサービスが既存顧客への深耕営業や新規開拓を目指した。
■通期予想は変更なし
なお、2021年9月期通期の連結業績予想については、5月に発表した修正予想から変更なく、以下のとおり。
売上高96億2100万円(前期比22.6%増)
営業利益17億3700万円(同29.7%増)
経常利益17億9500万円(同30.1%増)
最終利益10億9600万円(同11.9%増)
会社情報
- 会社名
- イー・ガーディアン株式会社
- 設立
- 1998年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 高谷 康久
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高117億5200万円、営業利益22億7200万円、経常利益23億1400万円、最終利益16億8900万円(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6050