GMO、6月中間決算は営業益37.8%増の226億円 暗号資産事業が急拡大、営業益は39倍の63億円に 主力のネットインフラも好調

GMOインターネット<9449>は、2021年12月期の6月中間期の連結決算を発表し、売上高1204億8000万円(前年同期比13.1%増)、営業利益226億2000万円(同37.8%増)、経常利益236億2000万円(同47.4%増)、最終利益97億0300万円(同132.0%増)と大幅増益を達成した。

 

・売上高:1204億8000万円(同13.1%増)
・営業利益:226億2000万円(同37.8%増)
・経常利益:236億2000万円(同47.4%増)
・最終利益:97億0300万円(同132.0%増)

 

インターネット金融事業はFX・CFDとも軟調だったものの、主力のインターネットインフラ事業で決済事業・EC支援を中心に堅調に推移したことに加えて、暗号資産事業が売上高450.6%増の125億8100万円、営業利益3760%増の63億6900万円と急拡大した。

暗号資産交換事業では、暗号資産価格の上昇を受け取引高が好調に推移する中、認知度向上と取引高シェア拡大を目指して積極的なマーケティング活動を展開した。また、暗号資産マイニング事業においては、マイニングの収益率が上昇した。

このほか、インターネット広告・メディア事業は前年の商材入替・営業手法の刷新・原価低減といった取り組みの成果に加え、前年から好調に拡大をしていた一部の業種・業態の顧客における取引が引き続き堅調に推移したことで大幅な増益となった。

セグメント別の成績は以下のとおり。

■インターネットインフラ事業
・売上高:685億7300万円(同5.7%増)
・営業利益:96億8000万円(同13.3%増)

■インターネット広告・メディア事業
・売上高:264億1300万円(同14.5%増)
・営業利益:10億7100万円(同777.9%増)

■インターネット金融事業
・売上高:151億4400万円(同16.9%減)
・営業利益:52億3100万円(同27.4%減)

■暗号資産事業
・売上高:125億8100万円(同450.6%増)
・営業利益:63億6900万円(同3760%増)

GMOインターネットグループ株式会社
http://www.gmo.jp/

会社情報

会社名
GMOインターネットグループ株式会社
設立
1991年5月
代表者
代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
決算期
12月
直近業績
売上高2456億9600万円、営業利益437億4600万円、経常利益460億2500万円、最終利益132億900万円(2022年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9449
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