コムシード、第1四半期(4～6月)決算は各利益項目とも黒字転換を達成　主力の「グリパチ」が業績をけん引

コムシード<3789>は、8月12日、2022年3月期の第1四半期（4～6月）の決算（非連結）を発表、主力サービスの「グリパチ」が全体業績をけん引し、売上高、利益ともに計画通り推移し、各利益項目とも黒字転換を達成した。

なお、今期より「収益認識に関する会計基準」等を適用している。

売上高4億8600万円
営業利益700万円（前年同期7600万円の赤字
経常利益700万円（同8100万円の赤字）
最終利益300万円（同8100万円の赤字）

サービス分野別の状況は、以下のとおり。

①ソーシャルゲーム
主力サービスのバーチャルホール「グリパチ」は、引き続きコンスタントにアプリを投入したほか、イベントの定期的な実施などが功を奏し、好調に推移した。あわせて、広告収益に関しても順調に増加した。そのほか、同社が運営を担当し、グリー<3632>をパブリッシャーとするスマートフォンゲーム『ONE PUNCH MAN一撃マジファイト』については運営業務を継続して行っている。

②従量制アプリ
前年度リリースしたスマートフォンアプリが引き続き順調に推移した。

③BtoB（企業間取引）向け受託開発・運営
既存の運営業務を中心に、計画通り推移した。

④その他新規事業
子会社CommSeed Koreaと連携し、日韓合同チームにおいてソーシャルカジノプロジェクトを引き続き進行した。また、台湾のソーシャルゲームプラットフォーム「金好運娯楽城」へのアプリ提供を行った。

なお、2022年3月期通期の予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。

売上高18億円
営業利益2500万円
経常利益2300万円
最終利益2000万円