アエリア、6月中間決算は営業利益210%増の4億7900万円 主力のゲーム事業が採算改善 不採算コンテンツのコスト削減

アエリア<3758>は、この日(8月13日)、2021年12月期の6月中間の連結決算を発表し、売上高107億7000万円(前年同期比23.5%減)、営業利益4億7900万円(同210.7%増)、経常利益4億7800万円(同391.9%増)、最終利益3億5200万円(前期は43億1100万円の損失)と減収・大幅増益となった。

 

・売上高:107億7000万円(同23.5%減)
・営業利益:4億7900万円(同210.7%増)
・経常利益:4億7800万円(同391.9%増)
・最終利益:3億5200万円(同43億1100万円の損失)

 

 

ITサービスやアセットマネージメントが減益となったものの、リベル・エンタテインメントやサイバードを中心に展開するコンテンツ事業が利益面でけん引した。

①ITサービス事業
売上高は15億0300万円(同24.0%減少)、営業利益は3700万円(同83.2%減少)となった。データサービス事業を行うエアネットが安定した収益を獲得しているが、オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業を行うファーストペンギンの決済代行収益並びにアフィリエイト広告収益の減少に伴い売上高及び営業利益が減少している。

②コンテンツ事業
売上高は64億9700万円(同13.7%減少)、営業利益は4億0700万円(前年同期は営業損失1億1300万円)となった。スマートフォン・タブレット向けゲームの開発、配信及び運営並びにキャラクターグッズの販売等を行っている。コロナウイルス感染症の拡大によりイベント等の延期或いは中止に伴い売上高は減少しているが、前期において実施した不採算コンテンツに係るコスト削減効果により営業利益は増加している。

③アセットマネージメント事業
売上高は28億1500万円(同39.1%減少)、営業利益は3700万円(同16.6%減少)となった。不動産の賃貸及び売買並びに国内外の企業等への投資等を行っている。コロナウイルス感染症の拡大により十分な営業活動ができないことから売上高及び営業利益は減少している。

 

■2021年12月通期の見通し

2021年12月通期の見通しは売上高200億円(前期比22.2%減)、営業利益10億円(同174.3%増)、経常利益9億円(同178.9%増)、最終利益6億円(同45億2100万円の損失)となっている。

 

・売上高:200億円(同22.2%減)
・営業利益:10億円(同174.3%増)
・経常利益:9億円(同178.9%増)
・最終利益:6億円(同45億2100万円の損失)

 

株式会社アエリア
http://www.aeria.jp/

会社情報

会社名
株式会社アエリア
設立
2002年10月
代表者
代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
決算期
12月
直近業績
売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3758
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